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パリ五輪の表彰式で、メダルとともに選手に授与される「謎の箱」の中身に注目が集まっています。
SNSでは「選手が『なんだコレ?』的なアクションをしていて面白い」「細長い箱の中身を誰か説明してくれ」などと話題に。確かに表彰式の写真をみると、首からメダルを下げ、細長い箱を掲げている選手が多くいます。
2000時間かけて制作されたのは…
五輪公式サイトによると、箱の中身はパリ五輪のために特別に制作された「アイコニック・ポスター」。
【画像】パリの街並みを再現。よく見てみると、スケートボードなどの競技も行われている
パリ出身のイラストレーターであるウーゴ・ガットーニさんが、およそ4カ月間、2000時間もの時間を費やし制作したといいます。これを直径約40センチほどの箱に入れて、選手に贈呈しているということです。
ポスターにはエッフェル塔やセーヌ川、また街の中心部でスポーツイベントが開催され、スケートボードやサーフィン、今回競技スポーツとして初採用された「ブレイキン(ブレイクダンス)」などの競技が行われる様子も描かれています。
さらに、選手たちには、公式マスコット「フリージュ」のぬいぐるみも贈られます。
赤い円錐のような形をしたフリージュは、フランス革命などで自由の象徴とされ、革命家らがかぶっていた赤い縁なしの帽子「フリジア帽」がモチーフになっています。
フリジア帽はフランスの画家ウジェーヌ・ドラクロワが描いた「民衆を導く自由の女神」で女神がかぶっていることで知られています。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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