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韓国の人気俳優ソン・ジュンギの待望の新作となる映画『ロ・ギワン』が3月1日から公開される。
独占配信をするNetflixが2月1日、ティーザー予告編動画を公開した。
必死に生きる道を探す「脱北者」の姿。ストーリーは
ドラマ『ヴィンチェンツォ』や『財閥家の末息子』など最近の出演作品では、クールなスーツ姿が印象的だったソン・ジュンギ。今回の『ロ・ギワン』では「脱北者」を演じ、これまでと全く違った姿を見せる。
ソン・ジュンギ演じる青年ロ・ギワンは、命からがら北朝鮮を脱出し、ベルギーに到着する。
遠く離れた異国の地で、厳しい寒さが追い打ちをかける。一人で生きていく術を探すが、すぐに難民認定が受けられずに苦しい生活を送る。
キャストに、チェ・ソンウンなど大物俳優
ソン・ジュンギの他、チェ・ソンウン、チョ・ハンチョルなど人気の大物俳優たちが出演。
キム・ソンリョン、イ・イルファ、イ・サンヒ、ソ・ヒョヌなどが、物語の鍵を握る人物を演じる。
原作は小説『ロ・ギワンに会った』。日本でも今月刊行
◎2月上旬新刊
チョ・ヘジン『ロ・ギワンに会った』浅田絵美訳https://t.co/c5E27li22I「彼は希望を育む術と地の果てまで絶望する術を同時に鍛えなければならなかった」
単身ブリュッセルに流れ着いた20歳の脱北者ロ・ギワン。
彼の足跡を辿るなかで、失意と後悔から再生していく人びとの物語。 pic.twitter.com/zSk8d5gg14— 新泉社「韓国文学セレクション」 (@kbook_shinsen) January 6, 2024
本作の原作は、チョ・ヘジンさんの長編小説『ロ・ギワンに会った』。
英語版やロシア語版も刊行されたロングセラー人気作で、脱北者の青年の足跡を辿る中で失意と後悔から再生していく人々の物語を描いている。
日本でも、新泉社から浅田絵美さん訳で2月10日に発行される。
新泉社は、著者のチョ・ヘジンさんについて、「デビュー以来、マイノリティや社会的弱者、社会から見捨てられた人々など、“他者”の心に思慮深い視線を寄せる作品を書き続けていることから、“他者の作家”とも呼ばれ、読者の支持を得ている」としている。
『ロ・ギワンに会った』でも、異国の地で難民として生きようとするが、なかなか認定が受けられずに、生活に苦しむ脱北者の姿を丁寧に描いている。
結婚、第一子誕生を経て
ソン・ジュンギは2023年1月に、イギリスの元俳優のケイティ・ルイス・サンダースさんと結婚。同年6月には、ファンのコミュニティサイトで第一子の男児の誕生を報告していた。
ソン・ジュンギは、ドラマ『太陽の末裔』や『ヴィンチェンツォ』で大ヒットとなり世界的な人気を誇る。
待望の新作『ロ・ギワン』の英語版ティーザー予告動画のコメント欄には、世界各国のファンから「ソン・ジュンギが帰ってきた」「楽しみすぎる」との期待のコメントが寄せられた。
(Netflixが公開した『ロ・ギワン』のティーザー予告編動画は以下から)
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
ソン・ジュンギ主演の最新映画「ロ・ギワン」、Netflixで独占配信へ。迫力のティーザー予告動画を公開(動画あり)