サッカー日本代表の遠藤航選手が、所属クラブで怪物級の活躍をしています。シーズンも終わりを迎えたブンデスリーガ。そんな中で遠藤選手が所属するシュトゥットガルトは、昨シーズン同様低迷してしまいました。しかし持ち前の勝負強さで奮闘している、遠藤選手の活躍をご紹介します。
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目次
- 1. 第33節マインツ戦で魅せた圧巻のパフォーマンス
- 1.1. 圧巻のタックル率を計測
- 1.2. 技ありのシュートもあり1ゴール1アシストも記録!
- 2. ブンデスリーガのデュエルマスター!
- 2.1. デュエルとは何のこと?
- 2.2. 今シーズンは王座を逃すも高水準の成績
- 2.3. 遠藤選手の強さの理由
- 2.4. 読みの鋭さも武器
- 3. 今シーズンは残留を賭けて、入替戦に臨むことに
- 3.1. 入替戦とは?
- 3.2. 昨年は土壇場でチームを残留に導く
- 4. 遠藤選手のおさらい
- 4.1. 古豪シュトゥットガルトのキャプテン
- 4.2. 移籍3年目からキャプテンを務める闘将
- 4.3. 残留のキーマン
第33節マインツ戦で魅せた圧巻のパフォーマンス
遠藤選手はシュトゥットガルトのキャプテンです。そのシュトゥットガルトが残留を争う33節のマインツ戦で圧巻のパフォーマンスを魅せました。32節終了時点で自動降格圏の17位に沈む中、攻守に渡り怪物級の活躍を魅せます。
圧巻のタックル率を計測
マインツ戦の遠藤選手は、前半から怪物級の活躍を魅せます。23分に先制点を奪われたものの、持ち前の守備力を活かして圧巻の活躍! 前半のタックル成功率は82%を記録しました。タックルを含む圧倒的な”デュエル勝利数”で、デュエルマスターと呼ばれて久しい遠藤選手。やはり勝負強さが光ります!
技ありのシュートもあり1ゴール1アシストも記録!
遠藤選手は守備でも然ることながら、攻撃面でも存在感を出しました。カウンターの中で相手選手がクリアし損ねたボールを拾い、空中でボレーシュートを放ち同点弾! 勝負強さを見せつけます。さらに同点に追いつくと、後半にも冷静スルーパスで勝ち越し弾をアシスト! 終わってみれば4-1でマインツを撃破しました。これらの活躍から、遠藤選手は地元記者も絶賛。最高評価で称賛されました。
ブンデスリーガのデュエルマスター!
2020〜2021年シーズンと2021〜2022年シーズン、遠藤選手はブンデスリーガのデュエル勝利数1位に輝きました。そのことから国内外で「デュエルマスター」の異名が定着しています。遠藤選手は身長178cmと決して体格に恵まれているわけではありません。しかし日本時代から鍛えあげられたフィジカルや読みの上手さを活かして、ドイツでもトップレベルの選手となっています!
デュエルとは何のこと?
サッカー用語のデュエルとは、ボールを争う1対1の対人プレーのことです。球際の競り合いとも呼ばれ、デュエルに勝利すればボールを保持できます。相手にボールを奪われれば、相手に主導権を握られてしまうのがサッカー。逆にデュエルに勝利することで、自チームが主導権を握れ体力や精神力の消耗を減らすことができます。そのためデュエルの勝敗は、試合の結果に影響してくる重要なファクターです!
今シーズンは王座を逃すも高水準の成績
今シーズンはボルシア・ドルトムントのジュード・べーリンガム選手が、デュエル勝利数482回で1位を獲得しました。“前年王者”の遠藤選手はベーリンガム選手には差をつけられましたが、デュエル勝利数439回とリーグ全体4位の好成績です!
遠藤選手の強さの理由
遠藤選手のデュエルでの強さは、そのフィジカルにあるでしょう。また若いころから海外志向だった遠藤選手は、湘南ベルマーレに所属していた20代前半のころから筋トレをしていました。そのため小柄とされる遠藤選手でも、屈強なドイツ人選手相手にボール奪取をできるのでしょう!
読みの鋭さも武器
遠藤選手は危機察知能力や、相手のシュートを予測する能力にも長けています。そのため数多くのインターセプトを生み、タックルで相手選手からボールを奪えるのでしょう。遠藤選手は練習でも、優れた読みでチームメイトからボールを奪っているようです!
今シーズンは残留を賭けて、入替戦に臨むことに
残念ながらシュトゥットガルトは最終節のホッフェンハイム戦に勝利することができず、残留を掛けて入替戦に臨むことになりました。対戦相手は、ブンデスリーガ2部で3位となったハンブルガーです。
入替戦とは?
ブンデスリーガ・16位のチームと、ブンデスリーガ2部・3位チームが1部の座を掛けて戦う試合です。試合はホーム・アウェイの2試合あり、勝利したほうが1部に昇格(または残留)できます。ただし過去14年間の入れ替え戦で、2部の3位が下剋上を果たして昇格を決めた例はたった3回しかありません。このことから、比較的シュトゥットガルト有利と言えるでしょう。
昨年は土壇場でチームを残留に導く
入替戦ではありませんが遠藤選手は、昨年もチームを残留に導いています。それは残留争いの中で迎えた最終節。残留には勝利が必須な中、同点でアディショナルタイムを迎えます。そこでゴールを決めたのが遠藤選手! 伊藤洋輝選手が変化させたボールを、執念のヘディングで押し込み勝ち越しゴール! このゴールでシュトゥットガルトは残留を決め、遠藤選手はファンの子供からレジェンドと名前をかけられ「LEGENDO」と呼ばれました。
遠藤選手のおさらい
遠藤選手は日本代表の心臓とも呼ばれている選手です。その特徴は、やはり圧倒的な守備力でしょう。屈強なドイツ人選手と体をぶつけ合っても、当たり負けしない強さを持っています。力を最大化させるために装着しているマウスピースは、遠藤選手のトレードマークです!
古豪シュトゥットガルトのキャプテン
遠藤選手は、現在ドイツの古豪シュトゥットガルトに所属しています。現在は低迷しているチームですが、かつては名門と呼ばれ熱狂的なファンを持つクラブです! 遠藤選手はそんなシュトゥットガルトのキャプテンとして、若手の多いチームを率いています。
移籍3年目からキャプテンを務める闘将
遠藤選手は、シュトゥットガルト移籍3年目からキャプテンを任されています。遠藤選手は英語は話せるものの、ドイツ語をあまり話せませんでした。それでもキャプテンに任命されたため、チームや監督からの信頼が伺えます。
残留のキーマン
遠藤選手の個の能力や勝負強さ、過去の実績からも入替戦で勝利する可能性は高いといえます。またキャプテン・遠藤選手は、昨年も土壇場のゴールでチームを残留に導きました。そのため遠藤選手が中心となり、残留を決めてくれることを期待しましょう!
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