北京オリンピック・カーリング女子は2月14日、1次リーグで日本代表の「ロコ・ソラーレ」が韓国代表チームと対戦し、5-10で敗れた。
2018年平昌五輪でも対戦し、それぞれがメダルを獲得した両チームの戦いは意外なところでも注目を集めた。
共にスキップの藤沢五月選手と“メガネ先輩”の愛称で知られるキム・ウンジョン選手が過去に対戦した際の写真の構図が、SNSで「漫画だった」と話題になった。
今大会の14日の試合でも2人の真剣な表情の中に漫画の1コマに見えるような写真があった。その写真とともに試合を振り返る。
やはり漫画のよう…!?2人の構図
第1エンドで韓国に先制された日本。だが、続く第2エンドで2点を取ってリードを奪った。その第2エンドでおさめられた1枚の写真がある。
しゃがんで声を出しながら指示を出す藤沢選手。視線の先にはストーンを擦る仲間の選手がいる。
だが、やはり気になってしまうのは、“メガネ先輩”ことキム選手の姿だ。藤沢選手のすぐ後ろにすっと立ち、鋭い視線で氷上を見つめる。無言のプレッシャーを日本チームにかけているようにも見える。
その真剣な表情は、話題になっていたように漫画やアニメに出てきそうなキャラクターのように確かに映る。
逆の構図も。過去の写真は「ガンダムSEEDに似てる」と話題に
しかし、全く逆の構図もあった。
キム選手のすぐ後ろに立つ藤沢選手。伸ばした左手にブラシを持ち、右手を腰に当てて戦況を見つめる。キム選手の立ち方とは違い、片足に重心を乗せて立っていた。
どちらの写真からも、2人の選手の立ち姿や表情からカーリング競技の勝負の厳しさが改めて伝わってくる。
14日の試合中はTwitterで平昌五輪の際の2人の写真が話題になり、「まるで漫画の1コマだった」「ガンダムSEED(での構図)に似てる」など様々な投稿が寄せられ、その構図が注目を集めていた。
試合で日本は4-5と1点ビハインドで前半を終えるが、後半に入り第6エンドに2点、第7エンド1点と韓国に立て続けに得点され、4-8と点差を広げられる。
第8エンドは藤沢選手のショットで1点を返すも、第9エンドで韓国にさらに2点を追加された。第9エンド終了時点で日本は追いつけないと判断してコンシードを選択し、日本は5-10で韓国に敗れた。
6試合を終えて4勝2敗となった日本は15日、イギリス代表と対戦する。
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カーリング女子・『メガネ先輩』ことキム選手と藤沢五月選手、2人の写真の構図が「漫画だった」と話題【画像】