北京オリンピック・クロスカントリーのレースに参加したフィンランドのレミ・リンドホルム選手が、寒さでペニスが少し凍ったと明かした。ロイターが報じた。
リンドホルム選手は、2月19日に行われた「男子50キロフリー」のレースに出場。
この日は非常に気温が低く、強風が吹き荒れていたため凍傷が心配された。さらに強風のために距離が30キロに短縮されたが、それでも容赦ない寒さがリンドホルム選手を苦しめた。
約1時間16分のレースを終えた時に、リンドホルム選手はペニスが凍っていたという。
ロイターによると、リンドホルム選手は「ゴールした時、体のどこが少し凍ったか、想像がつくでしょう……。これまで経験した中で最も過酷なレースの一つでした。最後まで闘いだった」と、フィンランドのメディアに語った。
リンドホルム選手は、トップから約4分23秒遅れの28位でゴールした。金メダルは、ROC(ロシアオリンピック委員会)のアレクサンドル・ブルシュノフ選手だった。
レース後、リンドホルム選手は温熱パックを当てて股間を温めたが「温まり始めると、耐えられないほどの痛みを感じた」と述べている。
リンドホルム選手は北京オリンピックで、男子15キロ+15キロスキーアスロンと、男子15キロクラシカルにも出場した。
リンドホルム選手のその後の経過が心配だが、Instagramのストーリーに金メダルを取ったフィンランドのアイスホッケーチームを祝ったり、閉会式に出席したりする動画を投稿しているのを見ると、無事に回復したようだ。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
フィンランドのスキー選手、極寒の試合でペニスが凍ったと証言。「最後まで闘いだった」【北京オリンピック】