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「赤ちゃんにハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから」ーー。 厚生労働省がハチミツやハチミツを含む食品に関して注意を呼びかけている。
死亡するケースも
厚労省によると、1歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べると、「乳児ボツリヌス症」にかかる可能性がある。
ボツリヌス菌は、土壌中など広くに存在している細菌。食品などを介して赤ちゃんの体内に入ると、便秘、ほ乳力の低下、元気の消失、泣き声の変化、首のすわりが悪くなるなどの症状を引き起こすことがある。
ほとんどは適切な治療で治るが、まれに亡くなってしまう。なお、大人の腸内では、ボツリヌス菌が他の腸内細菌との競争に負けてしまうため、通常は何も起こらないという。
乳児ボツリヌス症を巡っては、保健所が食中毒として報告した事例は1986年以降、3例。また、医師が乳児ボツリヌス症として報告した事例は1999 年以降、16 例だ。米国では毎年、100 例以上の発生が報告されているという。
乳児ボツリヌス症の発生原因は、食品としてハチミツが指摘されているが、井戸水などハチミツを食べていない例もある。ボツリヌス菌(芽胞)の耐熱性は「120℃、4分」とされており、通常の加熱や調理では死なないため注意が必要だ。
厚労省は、「ハチミツやハチミツ入りの飲料、お菓子などの食品は絶対に与えないで」と注意を呼びかけている。
【赤ちゃんへの #ハチミツ は1歳を過ぎてから!】
ハチミツは包装前に加熱処理を行わないため、 #ボツリヌス菌 が混入していることがあります。腸内環境が整っていない #赤ちゃん の場合、 #乳児ボツリヌス症 を引き起こすことがありますので、絶対に与えないでください。https://t.co/2FxpsKX15xpic.twitter.com/LF0CLtV9TB— 厚生労働省食品安全情報 (@Shokuhin_ANZEN) February 28, 2024
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
1歳未満の赤ちゃんに「ハチミツ」は絶対与えないで!亡くなるケースも、厚労省が注意呼びかけ