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「更年期症状が続いているときは、真っ暗なトンネルの中にいる感じでした」
11月25日放送の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」でこう語った、元NHKアナウンサーの武内陶子さん。更年期についてあまり知らなかったというサンドウィッチマンの2人は、武内さんが明かす体験談をどう受け止めたのでしょうか。
周囲の理解で気持ちが楽に
更年期とは、閉経を挟んだ前後約10年間の期間のこと。ホルモン分泌が乱れることで心身にさまざまな変化が表れ、時には日常生活や社会生活に影響が及ぶこともあります。
武内さんも、更年期に伴う症状を経験した1人。急に汗をドッとかく「ホットフラッシュ」や怒りっぽさなどの症状に、4、5年もの間悩まされたといいます。
「朝起きたときにつらくて立てなかったり、頭が真っ白になるようになって『もうアナウンサーをやめなきゃいけないのかな』と思ったり…。でも、最初は更年期の症状だと気づいていなかったんですよね」(武内さん)
違和感を覚えて調べたところ、自分の不調が更年期症状に当てはまることを自覚します。「更年期はからかいの対象になる」という抵抗感を抱きながらも、更年期外来を受診することができました。
サンドウィッチマンの2人は、これまであまり更年期について知る機会がなかったとのこと。武内さんに「更年期の女性は必ず症状が出るんですか」「治るものなんですか」など、率直に質問を投げかけました。
そんな中、男性にも更年期があることが話題に。男性の性ホルモンの分泌が減少する時期は「男性更年期」と呼ばれており、人によっては疲れやすくなる、憂鬱になるなどの症状が見られます。男性更年期は女性の更年期と比べてまだまだ認知度が低いため、サンドウィッチマンの2人も知らなかったそう。
「男性も更年期について理解しておかなくちゃね」と関心を示しました。
男女問わず更年期の悩みを抱える人にとっては、周囲の人の理解が不可欠。具体的な症状はホルモン補充療法や漢方薬などで治療できますが、精神的なストレスが緩和されることで、症状が楽になったと感じる人もいるようです。武内さんも自分の経験から、パートナーや家族、周囲の人の理解の大切さを強調しました。
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「男性も更年期について理解しておかなくちゃね」サンドウィッチマンが聞く更年期体験談