中国ドローン大手のDJIはWeChatで、4月19日から28日まで開催される上海モーターショーにて、自動車関連の製品を発表することを明らかにしました。自動運転のセンシング関連の機器の開発発表すると見込まれています。
* Source:Gizmochina
DJIが自動運転のに参入か?
DJIは空撮用ドローンやジンバル開発を行っているメーカーで民生用ドローン市場では約70%のシェアを誇る最大手です。以前には自動運転技術を開発するチームを立ち上げているといった報道もあり、今回の発表を皮切りに本格的に自動車業界へと参入するとみられます。
関係者筋からは、DJIが主に発売するのは自動運転車そのものではなく、その中核を担うセンシング技術のようです。DJIは自動で障害物を回避したり、指定した空路を飛行し空撮や農薬散布を行うドローンを実用化しているため、自動車にもその技術を応用するのかもしれません。また、DJIは測量機器としてではあるもののLiDARの開発を行なっており、これが自動運転にも転用できる技術であることもさまざまな憶測を呼んでいます。
DJIの航空測量向けLiDARソリューション「Zenmuse L1」
ちなみに、DJIが自動運転に参入した場合、ライバルになると見られるのがソニーです。ソニーは車のセンシング技術に重点を置いた計画「VISION-S」に取り組んでいるため、今後この分野でDJIと激突する可能性が高まっています。
「VISION-S」は先日、欧州における公道での走行テストを開始した
みなさんはどちらのセンサーを搭載した自動運転カーに乗りたいですか?
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