水谷豊さんが主演を務め、2000年から続く人気刑事ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)。2015年のseason14から相棒として組んできた反町隆史さんが、season20の放送が終わる3月をもって卒業する。
番組の公式Twitterは、3月16日の最終回スペシャル前編「冠城亘最後の事件」の放送にあわせ、クランクアップの写真を投稿した。
水谷さんと反町さんが抱擁を交わす姿に反響が広がっている。
「今日ほど水谷さんの顔を見られなかった日はありません」
反町さんが演じてきたのは、主人公の刑事・杉下右京(水谷さん)とともに数々の事件に挑んできた冠城亘。
初代相棒の寺脇康文さん、及川光博さん、成宮寛貴さんに続く4代目の相棒役で、歴代最長・最多出演の相棒として息のあった演技を見せ、視聴者からも愛された。
【#相棒 クランクアップ✨】#反町隆史 さん卒業🌸
「今日ほど水谷さんの顔を
見られなかった日はありません」7年という長きにわたり
右京と共に数々の事件に挑んだ亘。彼のラストエピソードであり
season20の最終回SP前篇
『冠城亘最後の事件』が
今夜、幕を開ける。#aibou#冠城亘ありがとうpic.twitter.com/CrJapHYHuc— 相棒 (@AibouNow) March 15, 2022
テレビ朝日によると、クランクアップすると、水谷さんと反町さんは互いに花束を送り合ったという。
「ついにこの日が来たな」という気持ちでクランクアップの日の朝を迎えたという反町さん。水谷さんとの共演について、「ひとつひとつが僕の思い出」「水谷さんとたくさんの犯人と向き合い、たくさんの過酷な撮影に取り組み、7年間、無事完走できたことを本当にうれしく思っています」とした上で、「ただ…今日ほど水谷さんの顔を見られなかった日はありません」と別れを惜しんだという。
水谷さんは、撮影の大変さについて言及しながら、「いろいろな気持ちを乗り越えて7年間、相棒として横にいてくれたソリに大変感謝しています」とした上で、こう続けた。
「『相棒』に残るか、卒業するか…。僕はどちらの道を選んでも俳優として理解できるし、人としてその道を尊重できると思っていました。それはやはりこれだけ長く一緒にやって来たソリへの“信頼と友情”があるからこそです。その思いをこめて、ソリ、本当にありがとう」
Twitterに投稿された写真では、水谷さんの肩に頭を埋める反町さんと、それを受け止める水谷さんの後ろ姿をとらえている。
ファンからは「目頭が熱くなる写真」「冠城亘ロスとか、今から耐えられない」「いつか卒業と分かっていたけど寂しい」「7年間お疲れ様でした」など、別れを惜しみ労うコメントが多数寄せられている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
『相棒』水谷豊さんと反町隆史さんのハグ写真が胸を打つ。「目頭が熱くなる」7年間支え合った共演に別れ