アメリカの歌手ジェニファー・ロペスさんが、5月6日(現地時間)にニューヨークで開かれたファッションの祭典MET GALA(メットガラ)に出席。「儚い美しさ」を表現した繊細なドレス姿で登場した。
ロペスさんがメットガラで身にまとったのはスキャパレリのシースルードレスだ。
ドレスには800時間以上かけてハンドメイドの刺繍が施されており、250万個以上の銀箔ビーズがあしらわれている。
ロペスさんはこのドレスを同系色の厚底ハイヒールとバッグでコーディネートし、ティファニーのダイヤモンドネックレスとイヤリング、ブレスレット、指輪をあわせている。
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METガラは、メトロポリタン美術館付属機関の服飾研究所(コスチューム・インスティチュート)が毎年開催している特別展のオープニングイベントで、今回ロペスさんは、バッド・バニーさんやクリス・ヘムズワースさん、ゼンデイヤさん、ヴォーグ編集長のアナ・ウィンターさんとともに共同ホストを務めている。
2024年の特別展のタイトルは「Sleeping Beauties:(眠れる美:ファッションの目覚め)」で、ヴォーグはMETガラのドレスコードを「The Garden of Time(時間の庭)」と発表した。
このドレスコードは、イギリスの小説家J・G・バラードの同名小説から着想を得たもので、中心になるのは「儚い美」だという。
ヴォーグはこの「時間の庭」の解釈について、
「最もわかりやすいのは『庭』の部分を取り入れることでしょう。憂鬱な花柄を考えてみてください(まるで物悲しい花柄では十分に物悲しいとは言えないように)」と説明している。
参加者は花の要素を取り入れたり、時間や儚さをテーマに選んだりして、それぞれ独自の「儚い美」をドレスで表現できる。
ウィンターさんは「『眠れる美』というタイトルは、詩的でロマンチックで素晴らしいけれど、実は色々な解釈ができるのです」とトゥデイのインタビューで述べている。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
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250万個のビーズでできたシースルードレスで「儚い美」を表現。米歌手がMETガラで魅せる