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オーストラリアで撮影された野鳥が子育てに励む動画が2月28日、Xに投稿され「包容力~」などと話題になっています。
動画を投稿したのは、谷田部佑🇦🇺豪州1周野鳥観察中(@yatabeyu)さん。
トサカレンカクという野鳥の親鳥の羽の中に、何羽もの雛がもぐりこんでいく様子が収められています。雛の体が完全に親鳥と一体化しており「目的の鳥は見れなかったけど、トサカレンカクの憧れの瞬間は見られました。親鳥の体に次々吸い込まれていく〜」と投稿でつづっています。
トサカレンカクは、チドリ目レンカク科に分類される鳥類です。赤色の額板が特徴的で、雄が子育てを担います。
谷田部さんによると、動画は夕方の時間帯に、オーストラリア・ブリズベン空港近くの湿地で撮影。別の野鳥セグロヨシゴイを探しに行った際、たまたま見かけたとのこと。
この投稿は1.6万回以上「いいね!」され、親鳥が育児に奮闘する姿が話題となっています。
目的の鳥は見れなかったけど、
トサカレンカクの憧れの瞬間は見られました。親鳥の体に次々吸い込まれていく〜 pic.twitter.com/zZniKT2byK— 谷田部佑🇦🇺豪州1周野鳥観察中 (@yatabeyu) February 28, 2024
「動画のような瞬間はよく見られるのでしょうか?」という質問に対して、谷田部さんは「私自身初めて見た光景でしたので、頻度については定かでありません。ただし、雛がまだ小さな時期(生後10日以下など)にしか取らない行動だと思います」と話します。
親鳥の羽にもぐる行動については「雛の安全確保が目的、とされることが多いようです。私の動画についても、私の気付かない何かに対して、親鳥が危険を感じて雛を集めたのかもしれません」とも話しています。
投稿には「可愛いすぎる」「包容力~」「小脇に抱えてる?」「イクメンパパだー!」という反応が寄せられました。
谷田部さんは、投稿に大きな反響が集まったことについて「バードウォッチャーに限らず、多くの人に野鳥の面白い・可愛い生態を知ってもらえ、とても嬉しい気持ちです」とコメントしています。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
もふもふ感がたまらない…!親鳥の体に次々と吸い込まれる雛の姿が話題に「安全確保が目的」と撮影者