1: 通りすがりのコメンテータ「キラキラネーム」来年から規制? 改正戸籍法で新たに「基準」 氏名の振り仮名を巡りトラブル多発の予感
これまで戸籍に記載がなかった氏名の振り仮名を必須とする改正戸籍法が来年施行される。施行後は、全国民が振り仮名の
届け出を求められ、届けがなければ自治体が職権で戸籍に振り仮名を記すことになる。いわゆる「キラキラネーム」には
一定のルールも設けられるが、マイナンバーカードの普及を背景に進む大改正には、じわり懸念の声も。
あなたの名前はどうなる?(安藤恭子)改正法では「用いる文字の読み方として一般的に認められているもの」との基準も新たに設けられた。本来の読み方と異なる「キラキラネーム」対策とされるが、今使っている人については、パスポートの提示などで原則認める方向。これから生まれる子どもたちが主な対象となる。
本来の読みでなくても定着している「名乗り訓」などを幅広く許容する日本の命名文化を踏まえた運用にする方針というが、ここで言う「一般的に認められない読み方」とは何か。
法務省によると、
(1)漢字の持つ意味とは反対の意味による読み方(高をヒクシと読む)
(2)読み違いかどうか判然しない(太郎をジロウ、サブロウと読む)
(3)漢字との関連性を認められない(太郎をジョージ、マイケルと読む)
—など、社会を混乱させるものは認められない。来年の施行前までに、詳細な基準を定めた通達が示される予定だ。
この基準についても、野村氏は「漢字に対して多種多様な読み方があるのが日本語。無理に統一しようとすれば、文化の破壊につながる」と懸念する。極端な例だが「乱」には「みだれる」「おさめる」という正反対の読み方がある。「孝」は「たかし」と読まれることが多いが、親への「うやまい」とのイメージを充てることもできるという。
「あちらの自治体で認められた振り仮名が、こちらでは認められないということが起きかねない。名前の読み方をどこまで認めるか、誠実に検討するほど行政の窓口負担は増す」と野村氏は危ぶむ。「国は人民を一元管理したいのかもしれないが、必要性を感じられない法改正だ」
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【朗報】キラキラネーム、来年から規制!!!!