昨シーズンから、現役選手の活躍の場を広げる為に導入された現役ドラフト。今シーズンから、各球団から移籍した選手達が活躍しています。果たして、現役ドラフトで加入した選手達は、良い成績を収める事ができたのか、気になりますよね?そこで今回は、現役ドラフトで移籍した選手達が、今シーズンどのような成績を収めたのか、解説していきます。
目次
- 1. 昨シーズンから導入された現役ドラフト!12名の選手達の成績は?
- 2. 移籍が成功したと言える成績を残せたのは2名のみ!
- 3. 12名の選手のうち4名が戦力外通告!
- 4. 明暗がはっきりと分かれてしまった現役ドラフト
- 5. まとめ
昨シーズンから導入された現役ドラフト!12名の選手達の成績は?
昨シーズンオフに実施された現役ドラフト。各球団から指名対象選手を2名以上提出し、その中から様々な条件をクリアし、指名していく制度です。導入初年度という事もあり、12球団全てが1巡目の指名で終了となりました。
そして、迎えたシーズン開幕後は、各選手が奮闘。移籍した事で輝きを掴んだ選手から1年で戦力外通告を受けた選手まで、明暗が分かれた現役ドラフト1年目となりました。今シーズンオフの現役ドラフトでは、どの選手がどの球団に移籍するのか、注目が集まります。
移籍が成功したと言える成績を残せたのは2名のみ!
現役ドラフトで移籍後、成功と言える成績を残したのは、阪神タイガースの大竹耕太郎投手と中日ドラゴンズの細川成也選手です。大竹耕太郎投手は、福岡ソフトバンクから移籍。シーズン開幕からローテーション入りを果たし、5月には月間MVPを受賞。そして、9月には、自身初の2桁勝利を達成。その後キャリアハイとなる12勝目を挙げる活躍を見せ、チームの優勝に大きく貢献しました。
もう1人の成功者と言われている細川成也選手は、横浜DeNAベイスターズから移籍し、開幕1軍の座を獲得。5月には、月間MVPを受賞、7月には、オールスターに出場を果たすなど、実績を残していましたね。シーズンを通して、スタメンとして起用され140試合に出場。打率.253・24本塁打・78打点とキャリアハイの記録を達成しました。
成績はイマイチだが、新天地で活力を取り戻した選手もいる?
現役ドラフトで、読売ジャイアンツに加入したオコエ瑠偉選手は、今シーズン成績はイマイチなものの、新天地で野球選手としての活力を取り戻したとのこと。オコエ瑠偉選手は、楽天ゴールデンイーグルス時代、相次ぐ怪我やコンディション不良により、メンタルがかなり疲弊していたそうです。
ですが、今シーズンは、充実感を味わいながら、大きな怪我をすること無く、シーズンを完走できたとのこと。それには、環境の変化が大きく関与しており、オコエ瑠偉選手の才能が徐々に開花し始めていますね。オコエ瑠偉選手が、これからどんな活躍でチームに貢献していくのか、注目が集まります。
12名の選手のうち4名が戦力外通告!
現役ドラフトで加入し、華々しい成績を残している選手がいる一方で、厳しい現実を叩きつけられた選手もいます。12名の選手が現役ドラフトで移籍を果たし、その中の4名の選手が戦力外通告を受けたとのこと。戦力外通告を受けたのは、ヤクルトスワローズに移籍した成田翔投手。
横浜DeNAベイスターズに移籍した笠原祥太郎投手。オリックス・バファローズに移籍した渡邉大樹選手。福岡ソフトバンクホークスに移籍した古川侑利投手。これらの4名の選手は、1軍で掴んだわずかなチャンスで成績を残せず、2軍暮らしとなってしまい、戦力外通告を受けてしまいました。
明暗がはっきりと分かれてしまった現役ドラフト
昨シーズンオフに開催された現役ドラフトで加入した選手達は、明暗がはっきりと分かれたシーズンとなりましたね。1軍で主力として活躍し、チームに貢献する活躍を見せた選手・新天地で活力を取り戻したことで、才能を開花し始めている選手。2軍でもがき苦しんでいる選手や戦力外通告を受けてしまい、トライアウトに臨む選手など、思い描いた成績を残せない選手もいましたね。
ですが、現役ドラフトの実施により、移籍先で活躍している選手が出てきており、この取り組みは成功していると思いました。また、現役ドラフトで加入した選手の才能をうまく開花させる事ができれば、チームにとって大きなプラスとなり、現役ドラフトの効果は絶大となります。果たして、今シーズンオフに開催される現役ドラフトでは、どの選手がどの球団に移籍し、チームに貢献する活躍を見せてくれるのか、注目していきましょう。
まとめ
今回は、昨シーズンオフに開催された現役ドラフトで移籍した選手達の成績について、解説しました。現役ドラフトで、他チームに移籍した事で、才能が開花し、1軍のレギュラーとして活躍し、チームに大きく貢献した選手もいます。
こういった選手が出てくると、現役ドラフト制度を上手く活用することで、チームに大きなプラスをもたらすだけではなく、選手自身にも大きなプラスです。今シーズン以降も、まだまだ続く現役ドラフトで、これから一体どんな選手達が才能を開花していくのか、今後の現役ドラフトから目が離せません。
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