これとは別に、7月27日(木)6時現在フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しています。次に台風が発生すれば台風6号と呼ばれることになります。
▼台風5号 7月27日(木)6時
中心位置 バシー海峡
大きさ階級 大型
強さ階級 非常に強い
移動 北西 10 km/h
中心気圧 950 hPa
最大風速 45 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 60 m/s
▼熱帯低気圧 7月27日(木)6時
中心位置 フィリピンの東
移動 北西 ゆっくり
中心気圧 1006 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
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熱帯低気圧 沖縄や奄美に近づく可能性
台風5号は南シナ海を北上して中国の華南に上陸し、勢力を落とす予想です。沖縄では風が強い状況が今日いっぱい続く予想です。湿った空気の影響による強い雨にも注意してください。波の高い状況は明日も続く予想です。
一方、別の熱帯低気圧は北上しながら発達し、明日にも台風になる見込みです。その後もしばらく北北西に進んで、沖縄や奄美の付近を通って東シナ海方面に向かう可能性が高くなっています。
進路や発達の程度次第では、来週前半に沖縄や奄美で荒れた天気となる可能性があります。島嶼部ではわずかな進路の差で影響が変わってくるため、今後の情報にご注意ください。
台風の暴風域に入る確率
5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
鹿児島県(奄美地方除く) 1 %
奄美地方 12 %
沖縄本島地方
本島北部・中南部 12 %
久米島 8 %
大東島地方 7 %
宮古島地方 6 %
八重山地方
石垣島地方 4 %
与那国島地方 1 %
7月3つ目の台風発生か
今年7月は中旬に台風4号、下旬に台風5号が発生していて、次に台風が発生するとおよそ1週間ぶりになります。
7月の台風発生数の平年値は3.7個で、例年であれば台風の発生が一気に増える時期です。これからの時期に備えて台風対策・大雨対策を整えるようにしてください。
» 気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風5号の名前「トクスリ(Doksuri)」は韓国が提案した名称で、わし(鷲)を意味する語からとられています。
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