西武ライオンズが、ようやく負の連敗トンネルから抜け出しました。7月に入り、7連敗していて西武ライオンズ。ようやく掴んだ1勝は、先発でなかなか結果を残せていなかった隅田知一郎投手の好投によるものでした。そこで今回は、7月に初勝利を飾った試合の振り返りと、今シーズン調子を取り戻してきた隅田知一郎投手について解説していきます。
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目次
- 1. 西武ライオンズが負の8連敗脱出!
- 2. 先発マウンドに上がった隅田知一郎選手の好投!
- 3. 隅田知一郎選手の好投の要因は?
- 4. なかなか勝ち星に恵まれなかった隅田知一郎選手がようやく才能を発揮?
- 5. 今シーズンなかなか白星を掴めない西武ライオンズが最下位を独走中!
- 6. まとめ
西武ライオンズが負の8連敗脱出!
西部ライオンズは、6月30日の福岡ソフトバンクホークス戦から、7月9日のオリックスバファローズ戦まで敗戦が続き、8連敗を喫しました。パ・リーグ上位3チームとの戦いということもあり、順位を押し上げるチャンスでしたが、勝ち切ることができず、順位は最下位に転落。
そして、負の9連敗を防ぐ為に、先発マウンドに上がった隅田知一郎投手の好投で、勝利を掴み、8連敗で連敗ストップとなりました。
先発マウンドに上がった隅田知一郎選手の好投!
7月10日に行われた福岡ソフトバンクホークスとの一戦で、連敗脱出を託され、マウンドに上がった隅田知一郎投手。初回先頭打者にヒットを与え、出塁を許すも、後続を抑え、無失点で切り抜けると、5回までヒットを許さず、完璧なピッチングを披露。
しかし、6回の先頭打者の三森選手に、1点差に詰められるソロホームランを打たれ失点するも、その後の打者を抑え込み、最小失点で切り抜けました。7回に、ヒットを打たれ出塁を許すも、ダブルプレーで抑え、7回で降板。7回3安打1失点の好投を見せ、後続の投手達も無失点に抑え、勝利投手になりました。
隅田知一郎選手の好投の要因は?
今回の、福岡ソフトバンクホークス戦の好投の要因は、スプリットとチェンジアップをうまく使い分け、打者を翻弄できた事です。隅田知一郎投手が投げるスプリットとチェンジアップは毎回違う軌道を描く為、打者からすると同じ球が来ても、毎回当たる場所が異なり、打ち損じなどが増えてしまうとのこと。
なので、例え球種を読めていたとしても、バットに当たる場所が変わる為、フライやゴロが増えてしまい、強い当たりを打つのが難しくなります。今回の登板では、この球質の違いを見せたピッチングで、相手打者を翻弄し、最小失点に抑えることができたのだと感じました。今後の登板でも、変化球を活かしたピッチングや、最速150キロのストレートで抑え込むことが出来れば、勝ち星が増えてくると思います。今後の登板に、注目です。
なかなか勝ち星に恵まれなかった隅田知一郎選手がようやく才能を発揮?
今シーズン、隅田知一郎投手は、なかなか勝ち星に恵まれていません。4月は1勝2敗・5月は0勝3敗と計1勝5敗と大きく負け越し。特に5月は、防御率6点台と打ち込まれることが多く、勝ち星を掴めませんでした。ですが、6月に入り少しずつ調子を取り戻し2勝1敗・防御率1.69と安定した投球内容で勝ち越し。
7月は、2日に行われた福岡ソフトバンクホークス戦で、4失点してしまい敗戦投手になり、今回の登板は、前回のリベンジ登板でした。その試合で、完璧に相手打線を封じられたのは、大きな自信につながると思います。ここからは、負け以上の数の勝利を奪えるピッチングができるよう、頑張って欲しいですね。
今シーズンなかなか白星を掴めない西武ライオンズが最下位を独走中!
今シーズンの西武ライオンズは、78試合を終えた時点で、30勝47敗1引き分けと大きく負け越しており、現在借金が17。首位と16ゲーム差とかなりの差をつけられています。また、5球団中4球団に負け越しており、特にAクラスにいる3球団とは、相性が悪く、なかなか勝てていない状況です。8年ぶりの8連敗も記録し、自力優勝消滅も近いのでは?と言われています。
ここまでの、悪い成績のイメージがない西武ライオンズが今シーズン低迷しているのは、打線の繋がりと投手陣の低迷です。投手陣がなかなか踏ん張れず、大量失点してしまう試合や、打線が繋がらず無失点で終わってしまうなど、負の連鎖が続いています。この状況を打破するには、目の前の試合を勝ちに行くという強い気持ちと、最後まで戦い抜く芯の強さだと思いました。これらの気持ちを持って試合に臨み、なんとかAクラスに入れるよう頑張って欲しいですね。
まとめ
8年ぶりの8連敗を記録するも、隅田知一郎投手の好投により、7月初勝利を記録。なんとか9連敗を防いだ西武ライオンズは、投手陣の好投と打線の繋がりが結びついていく事が出来れば、さらに上位を狙えるチームになると思います。
その為には、1戦1戦絶対に勝ち抜くという強い気持ちと、最後まで諦めずに戦い抜く力が必要です。まだまだ、最下位から抜け出すチャンスはあると思いますので、シーズン終了までの残り試合で、借金を減らしつつ、上位とのゲーム差を減らせるよう、頑張って欲しいですね。そして、最終順位で何とかAクラスに入れるよう、諦めずに戦い抜いて欲しいです。
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【西武】8連敗を脱出‼︎ 隅田知一郎投手が7回1失点で鷹打線封じ!!