大谷翔平選手が放った特大ホームランが話題になっています。大谷選手は4月中旬まで、打者としての成績は不安定でした。しかしここ5試合ではホームランも放っており、復調しています。そんな大谷選手が魅せた、驚愕のホームランをご紹介します。
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目次
- 1. 話題のホームランはブルワーズ戦
- 1.1. 特大の一発!
- 1.2. 大谷選手は4試合ぶりのホームランでチームトップタイに
- 2. 大谷選手のホームランは球団史上最長滞空時間!
- 2.1. スタットキャストとは
- 2.2. フィル・ネビン監督もドン引き!?
- 3. 大谷選手が好調な理由は?
- 3.1. MVPを獲得した2021年と同等のペース!
- 3.2. 極端な守備シフト禁止が功を奏す!
- 3.3. 投手でもピッチコムの導入で、コミュニケーションが円滑に
- 3.4. ア・リーグMVPオッズでダントツ1位!
- 3.5. 大谷選手の活躍に引き続き期待!
話題のホームランはブルワーズ戦
話題のホームランは、現地時間4/30のミルウォーキー・ブルワーズ戦で放たれました。この試合、大谷選手は「3番指名打者」で先発出場。
特大の一発!
3回表に前の二人が三振に倒れ、2アウトランナーなしの状況で大谷選手の第2打席が回ってきました。対峙する相手ピッチャーは、昨シーズンまで福岡ソフトバンクホークスに所属していた、コリン・レイ投手。大谷選手は、レイ投手が投げた初球を強振しました。すると打球は高く打ち上がり、大谷選手は「しまった……」というような表情。しかし対空時間の長かったボールは、センター後方にスタンドイン!
大谷選手は4試合ぶりのホームランでチームトップタイに
大谷選手のホームランは、オークランド・アスレチックス戦以来4試合ぶりになります。またこのホームランで、マイク・トラウト選手やハンター・レンフロー選手と並びチームトップタイの7本塁打となりました。(現地時間4/30時点)また大谷選手は現地時間4/14からこのブルワーズ戦まで続いた、17連戦に全ての試合に出場! 大谷選手は、素晴らしい形でこの連戦を締めくくりました!
大谷選手のホームランは球団史上最長滞空時間!
大谷選手が放ったホームランは、スタットキャストが導入された2015年以降、球団最長記録! 打球がホームランになるまで滞空時間が6.98秒かかり、高さも約49.3メートルまで打ち上がりました。さらに飛距離も約125.9m出たという、特大の一発! 大谷選手の規格外のパワーが伝わってきます。
スタットキャストとは
スタットキャストは、2015年から導入されたデータ解析ツールです。カメラやレーダーで選手やボールの動きを測定し、様々なデータを取ることができます。今回は、ホームランとなった打球の距離や速度を計測するために利用されました。
フィル・ネビン監督もドン引き!?
この特大のホームランは、チーム内のリアクションも特徴的でした。エンゼルスの監督フィル・ネビン監督は、ベンチに帰ってきた大谷選手を出迎えた後やれやれと呆れたようなリアクション。大谷選手の規格外のホームランに、チーム内外が驚きを隠せない様子でした。
大谷選手が好調な理由は?
このブルワーズ戦で、4月の試合が終了しました。大谷選手はこの時点で打率2割9分4厘、7本塁打、18打点、5盗塁。投手としても6登板で4勝無敗、防御率1.85。投打両方でメジャートップクラスの成績を残しました。
MVPを獲得した2021年と同等のペース!
大谷選手が前回ア・リーグMVPを獲得した2021年。その時の4月終了時点の成績は打率2割8分3厘・8本塁打であり、今年も2021と遜色ない成績です。また投手成績では2018年と2022年の2勝が最高であり、すでに投手としてはキャリアハイの活躍をしています。
極端な守備シフト禁止が功を奏す!
今年から極端な守備シフトが規制されたことも、大谷選手の活躍の追い風になっているでしょう。強打者に対して、データをもとに算出した守備位置で内野手が守ることが定番です。そして大谷選手はライト方向に引っ張る打撃が多いため、昨年は極端な「大谷シフト」によってヒット性の打球をアウトにされてきました……。しかし今年からはそのシフトが規制。そのため、大谷選手の打球が内野を抜けることが増えました。
投手でもピッチコムの導入で、コミュニケーションが円滑に
ピッチコムとは、投球サインの伝達に用いられる電子機器です。このピッチコムの導入が、大谷選手のピッチャーとしても好調である理由の一つとも言われています。今年からピッチクロックルール(打者・投手両方に課される時間制限ルール)が導入されたことで、大谷選手も今年はピッチコムを使用。このピッチコムのおかげで、捕手とのサインのコミュニケーションが円滑に進んでいるのでしょう。
ア・リーグMVPオッズでダントツ1位!
アメリカのブックメーカー・ドラフトキングでは、ア・リーグMVPのオッズで大谷選手が1位となっています。現在大谷選手のオッズは-100、2位のトラウト選手は+550。早くも、怪我さえなければ受賞確実と見られています。※デシマル表記でのオッズは、大谷選手1.95倍、トラウト選手は6.5倍相当です。またサイ・ヤング賞オッズでも2位につけており、今年の大谷選手の注目度の高さが伺えます。
大谷選手の活躍に引き続き期待!
今年の大谷選手は、MVPとサイ・ヤング賞の同時受賞が有力視されています。またブルワーズ戦のホームランのような、世界中を驚かせるプレーも魅せてくれる大谷選手。引き続き、大谷選手の規格外の活躍に期待しましょう。
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