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Twitterを買収したイーロン・マスク氏が「世界一のお金持ち」ではなくなった。米フォーブスによると、首位の座を明け渡したのはルイ・ヴィトンなどの高級ブランドを傘下に持つLVMHのベルナール・アルノー会長兼最高経営責任者(CEO)だ。
フォーブスによると、マスク氏の総資産額は約1770億ドル(約24兆円)で、とてつもないお金持ちに変わりはない。首位になったアルノー氏の総資産額は約1890億ドル(約25兆円)となっている。
マスク氏がCEOを務める米電気自動車大手テスラ株の13日の終値が前日より4%超下げるなど、総資産額を押し下げたことが原因だ。
多くの企業役員と同様にマスク氏も高額な株式報酬を得ているため、その総資産額は株式市場の動きに影響を受ける面がある。マスク氏は2020年にテスラ株価が大幅に上昇したことで世界の長者番付の仲間入り。テスラ株式は2021年11月に1株あたり400ドル超を記録したが、現在は160ドルまで下げている。
マスク氏のTwitterへの関与がテスラ株価の下落の要因になっていることは否定できないと批判する声も上がっている。マスク氏はTwitterから追放されていた右翼過激派を呼び戻そうとしているほか、全従業員のおよそ半数の解雇に踏み切り、ツイッターから離れる広告主が相次いでいる。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
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イーロン・マスク氏、世界の長者番付トップから陥落。1位になったのは誰?