ローマ教皇フランシスコは10月24日、会衆や神父、修道女に対し、ポルノを見るのは止めるよう警告した。
イタリアの通信社ANSAによると、教皇は「悪魔はそこから侵入する」と述べたという。
85歳の教皇は、ポルノは聖職者だけでなく、「多くの男性・女性信徒」が共有する悪習だとした。
「子どもの虐待に関わるような犯罪的なポルノについてだけの話ではありません。それはもう変質者です。私はもっと『普通』のポルノについても話しているのです。兄弟たちよ、これには気をつけてください」
ローマ教皇は、ポルノは「聖職者の心を弱らせ」、「イエスが毎日受け取っている純粋な心には、ポルノの情報は入ってこれない」と述べたとBBCは報じている。
また、教皇はポルノを避けるためのアドバイスも施した。
「スマホから削除しなさい。そうすれば誘惑されることはありません」
2015年、米国カトリック司教協議会の報告書は、ポルノの制作や使用を“重大な問題”とし、「完全な知識と意図的な同意を持って行われた場合は大罪となる」と述べている。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
ローマ教皇、神父や修道女にポルノ視聴を止めるよう警告「悪魔はそこから侵入する」