日本漫画家協会が始めたオークションが大きな注目を集めている。
同協会は、会長で『あしたのジョー』作者のちばてつやさんや有志の漫画家ら、総勢110人が書き下ろした色紙146枚を、10月23日までの期間に順次「ヤフオク!」に出品する。
落札価格から手数料等を差し引いた全額を「国境なき医師団」へ寄付するという企画だ。「『マンガDE平和』チャリティオークション2022」と名付けられている。
諫山創先生
一本木蛮先生×島本和彦先生
岡崎つぐお先生
心より感謝申し上げます。
※こちらの色紙は10/3開始予定の漫画家協会「マンガDE平和」チャリティオークションに出品されます。https://t.co/MEhZQvu9D2#漫画家協会#マンガDE平和pic.twitter.com/tQBWZcrAIq— 日本漫画家協会公式 (@mangaka_kyokai) October 2, 2022
日本漫画家協会の
【マンガDE平和】オークションが10/3から始まります。
自分の色紙は画像のものを含めた7枚です。
他のイラストはこちら↓@mangaka_kyokaiでご覧になれます。(担当に届いていないものもあるので全て網羅できていません)
皆様どうぞよろしくお願いします。 https://t.co/FvEmF70nFfpic.twitter.com/5c1Fql43xq— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) September 29, 2022
太平洋戦争の時期に子ども時代を生きたちばてつやさんは、8月15日の「終戦の日」に自らの体験や実感を踏まえて次のようなコメントを発表し、漫画家らにチャリティオークションへの参加を呼びかけていた。
「世界を見渡すといつでもどこかで戦争や紛争が絶えません。飢えに苦しみ薬がなくて死んでいく人々が数知れず。我が日本では、平和だから漫画が描けるし読んでもらえる。そんな今だからこそ、何かできることはないかといつも考えていました。これはそんな思いから有志で始めたチャリティです」
秋本治先生&一本木蛮先生、鈴木健也先生から色紙が届きました。心より感謝申し上げます。
最終ご提出期限は9/30です。引き続き多くの作家さまのご参加をお待ち申し上げております。
※こちらの色紙は漫画家協会「マンガDE平和」チャリティオークションに出品されます。#漫画家協会#マンガDE平和https://t.co/4xhaNjvn7ppic.twitter.com/WpDjqz5TNV— 日本漫画家協会公式 (@mangaka_kyokai) September 19, 2022
山田玲司先生
渡辺電機(株)先生
渡辺航先生
心より感謝申し上げます。
※こちらの色紙は10/3開始予定の漫画家協会「マンガDE平和」チャリティオークションに出品されます。https://t.co/MEhZQvu9D2#漫画家協会#マンガDE平和pic.twitter.com/ZWTVneDDBL— 日本漫画家協会公式 (@mangaka_kyokai) October 2, 2022
寺嶋裕二先生と、寺嶋先生&岡田有希先生の合作の色紙が届きました。心より感謝申し上げます。
最終ご提出期限は9/30です。引き続き多くの作家さまのご参加をお待ち申し上げております。
※こちらの色紙は漫画家協会「マンガDE平和」チャリティオークションに出品されます。#漫画家協会#マンガDE平和https://t.co/4xhaNjvn7ppic.twitter.com/wEQP95JwrB— 日本漫画家協会公式 (@mangaka_kyokai) September 15, 2022
1枚100万円超の高値に。漫画家らも驚き
人気漫画家がコラボした色紙も出品され、『あしたのジョー』と『はじめの一歩』のキャラクターが共演した豪華な1枚もある。
10月5日午後5時現在、3日から出品されている全17枚の色紙のうち高値がついているものから、▽ つくしあきひとさん『メイドインアビス』(175万5000円)▽村田雄介さんと稲垣理一郎さん(原作者)『アイシールド21』(105万2000円)▽森川ジョージさん『はじめの一歩』とつくしあきひとさん『メイドインアビス』のコラボ(100万2000円)ーーと続く。
出品した漫画家らは「オークション、なんだかえらいことになってて声出たそす」(つくしあきひとさん)、「とんでもないことになっている。確かにこの世に二つとない一品でございますが、皆様無理のないよう楽しんで下さい」(森川ジョージさん)、「チャリティ色紙、すごいことに。ありがとうございます!」(稲垣理一郎さん)などと反響に驚くコメントを、自身のTwitterで投稿している。
ながやす巧先生
早瀬マサト先生(石森プロ)
速水螺旋人先生
ひな姫先生
心より感謝申し上げます。
※こちらの色紙は10/3開始予定の漫画家協会「マンガDE平和」チャリティオークションに出品されます。https://t.co/MEhZQvu9D2#漫画家協会#マンガDE平和pic.twitter.com/gj7EFPJrfX— 日本漫画家協会公式 (@mangaka_kyokai) October 2, 2022
ふくやまけいこ先生×桑田乃梨子先生×阿部川キネコ先生
丸山真理先生
心より感謝申し上げます。
※こちらの色紙は10/3開始予定の漫画家協会「マンガDE平和」チャリティオークションに出品されます。https://t.co/MEhZQvu9D2#漫画家協会#マンガDE平和pic.twitter.com/xRbhNWosJ4— 日本漫画家協会公式 (@mangaka_kyokai) October 2, 2022
真島ヒロ先生が参加し、お話してくださっています。 https://t.co/GWUqqAZA06pic.twitter.com/pW0bzLx3Wp
— 日本漫画家協会公式 (@mangaka_kyokai) October 2, 2022
森川理事のスペース開催中です!
↓のリンクからお聞きいただけます。
つくしあきひと先生と二宮裕次先生が参加してくださっています。 https://t.co/GWUqqAZA06pic.twitter.com/lEo7qHXZ7W— 日本漫画家協会公式 (@mangaka_kyokai) October 2, 2022
森川理事のスペースにて「アイシールド21」の村田雄介先生と原作の稲垣理一郎先生がお話してくださりました。 https://t.co/GWUqqAZA06pic.twitter.com/PBYWwWd5CX
— 日本漫画家協会公式 (@mangaka_kyokai) October 2, 2022
活動資金の9割、個人や民間からの寄付
国境なき医師団のホームページによると、2021年には72の国と地域で、約4万6000人のスタッフが活動した。
ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナでの支援も展開しており、2022年9月時点で約120人の外国人派遣スタッフと約500人のウクライナ人スタッフが医療面の援助に当たった。
医療列車を使って前線に近い地域の病院の患者を受け入れに余裕のある地域の病院へ搬送したり、心のケア、移動診療、医療物資の提供などに取り組んだりしているという。周辺国のベラルーシ、ポーランド、ロシアでも医療援助をおこなっている。
こうした活動資金の9割以上が個人をはじめとする民間からの寄付だという。国境なき医師団は「資金の独立性を保つことで、いかなる権力からの影響も受けず、自らの決定で必要な場所へ援助を届けることが可能になる」としている。
終戦記念日に寄せて
「平和について思うこと」/ちばてつや★「平和」をテーマとしたチャリティ色紙のご協力のお願い
協会ではちば会長を中心とした有志にてチャリティオークションの準備中です。※会員でなくても可。提出期日等詳細はこちら→ https://t.co/vR4Fldurxf#漫画家協会#マンガDE平和pic.twitter.com/QPx2uYx0ck— 日本漫画家協会公式 (@mangaka_kyokai) August 14, 2022
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ひとりひとりが、サステナブルな地球環境の中で、自分らしく生きていくためにーー。
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色紙1枚170万円超えも…『あしたのジョー』作者ら参加のチャリティオークションが大盛況。売上は「国境なき医師団」へ