スティーブン・スピルバーグ監督のミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』の主人公マリア役で知られる俳優のレイチェル・ゼグラーさんが、2年前に胸のしこりを発見し、生体検査を受けていたことを明かした。
ゼグラーさんは10月1日までに、自身のInstagramのストーリーで「2年前、胸にしこりが見つかり、間違いなく人生で最も怖い1週間を経験しました」とつづった。ゼグラーさんは当時19歳だった。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ゼグラーさんがアクセスしたどの産婦人科も新規患者の受付を中止していた。ただ、幸い小児科医のサポートを得ることができたという。
「幸運にもかかりつけの小児科医のケアを受けることができ、超音波検査をしてもらい、外来の生体検査の処置をしました」
検査の結果、しこりは良性であることが判明したという。投稿には、処置後の傷跡のモノクロ写真を添えていた。
「早期発見が命を救います!」
乳がんの早期発見に真剣に取り組んでもらおうと、ゼグラーさんは定期的に受診するよう呼びかけている。
「今では、この傷跡は私の胸が異常をきたしていないかを定期的にチェックするためのリマインダーになっています。左胸の線維腺腫(胸の良性のしこり)は珍しくありませんが、それでも発見するのはとても恐ろしいことです」
投稿では最後に、「早期発見が命を救います!胸のお肉をチェックしよう:)」と呼びかけた。
ゼグラーさんは2001年生まれ、アメリカ・ニュージャージー州出身。ブロードウェイミュージカルをスティーブン・スピルバーグ監督が再び映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』のオーディションでは、約3万人の中からマリア役に抜擢された。
ディズニーの実写版『白雪姫』(2024年公開)では、主演を務めることが決定している。
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『ウエストサイドストーリー』俳優、胸のしこりを処置していたと明かす。傷跡を公開