韓国の秋慶鎬副首相兼企画財政部長官が2008年の金融危機当時に為替レート戦争で「野戦」を担当した申斉潤、崔鍾球元金融委員長に会った。1ドル=1400ウォン台までウォン安ドル高が進み、1ドル=1500ウォン台までが懸念されている状況であるからだ。
企画財政部は27日午前、秋副首相がソウル三成洞インターコンチネンタルコエックスホテルで2人と懇談会をしたと明らかにし、「最近の金融・為替市場状況、過去の政策経験、対応策に関する意見を交換した」と伝えた。
金融危機当時の2007-09年、申元委員長は財政経済部(現企画財政部)国際金融局長と国際業務管理官(次官補)を、崔元委員長は企画財政部国際金融審議官と国際金融局長を務めた。2008年9月に米大手投資銀行リーマンブラザースの破綻で金融市場が最悪の状況を迎えた当時、2人は為替政策責任者の国際業務管理官・国際金融局長として呼吸を合わせた。為替レート戦争の最前線にいた人物だ。
当時、韓国は金融危機を他国に比べて相対的に順調に克服したという評価を受け、2人はその後、金融委員長に任命された。申元委員長は2013-15年に、崔元委員長は2017-20年にそれぞれ金融委員長を務めた。
秋副首相が企画財政部のOB2人に会ったのは最近の為替レート状況のためだ。この日、ソウル外国為替市場で韓国ウォンは前日終値より3.3ウォン値上がりした1ドル=1428ウォンで取引が始まった。午前は1ドル=1420-1430ウォン台を行き来する不安定な推移だった。1ドル=1400ウォン台は金融危機当時の2009年3月以来。こうした中、秋副首相は過去の金融危機、為替レート戦争克服経験を聞くために2人の元委員長に会った。金成旭(キム・ソンウク)現企画財政部国際経済管理官も同席した。午前8時に始まった懇談会は2時間近く続いた。
崔元委員長は中央日報との電話で「過去の為替市場危機当時の経験と微視的な対応策を伝えた」とし「現状況が厳しいのは確かだが、まだ危機とは見なしがたく、市場の安定に向けて努力するものの全世界的な現象であるだけに過度な対応は自制する必要があるという意見を伝えた」と明らかにした。続いて「過去の危機とは違い(米ドル以外の通貨安が)全世界的に広がる現象であり、政府レベルの市場安定努力だけで戻すのは難しい。その代わりこうした状況は長期化しないとみている」と説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dd9c05e7e8e73ca9784b00064ce65f0fe7c786e
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