音楽ファンの間で広がっているうわさが本当かどうか気になっていた。
そこで「およげ!たいやきくん」「ラブ・ストーリーは突然に」など昭和・平成の
ヒットチャート上位20曲と2011年の同20曲を比べてみたところ、
ともに平均17秒台で変化はほとんどない。
ところがさらに10年後の22年で調べてみると、半分以下と一気に短くなっていた。
理由は音楽配信の普及だ。サブスクリプションで聴き放題のため、
利用者は好みの曲を探して次々と再生していく。歌い出しやサビまで時間が
かかる曲は、待ち切れずにスキップされることも多い。
音楽ジャーナリストの柴那典氏は「イントロが短くなっている現象の主役は、
すぐ歌が聴けるゼロ秒イントロだ」と指摘する。特にインターネットを主な
活動の舞台にデビューしたアーティストに多いという。
さらに「海外のヒットチャートには2、3分の曲が多くなっている。
短くすることで、再生回数を伸ばしている」とみる。
最近はイントロ短縮にも少し揺り戻しがあるが、時間効率を重視する
タイムパフォーマンス(タイパ)志向の消費者を捉えようと、制作者の模索が続く。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD02BC70S2A900C2000000/
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Z世代「イントロ0秒じゃないと聴く気にならない。曲はフルで2分が限度。時間がもったいないから」