Netflixで大ヒットした韓国ドラマ『イカゲーム』が、またもや歴史を作った。
『イカゲーム』は、テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞で、ドラマ作品賞を含む、14部門でノミネートされた。複数の海外メディアによると、非外国語作品がドラマ作品部門にノミネートされるのは史上初だという。
同作品からは他にも、主演のイ・ジョンジェがドラマ部門主演男優賞に、チョン・ホヨンはドラマ部門助演女優賞に、「チョ・サンウ」役を演じたパク・ヘスと「オ・イルナム」役を演じたオ・ヨンスは共にドラマ部門助演男優賞に、そしてディレクターのファン・ドンヒョクが、監督賞と脚本賞にノミネートされた。
『イカゲーム』はこれまでも、SAG(全米映画俳優組合)賞やゴールデングローブ賞など、多くの授賞式で快挙を成し遂げてきた。
2021年9月にNetflixで配信がスタートし、世界中で人気を博したこの作品は、貧富の格差に警鐘を鳴らす物語。経済的に絶望した人々が、少数の裕福なVIPの娯楽として、人生を変えるような巨額の賞金を獲得するため、ゲームをしてお互いを殺し合う。
ファン監督は当初『イカゲーム』は1シーズンで完結するリミテッドシリーズを想定していたものの、あまりの人気にシーズン2の制作も発表された。
またNetflixは、同作品をベースにしたリアリティー番組『Squid Game: The Challenge』の制作も発表している。プレスリリースによると、参加者は456人で「人生を変える456万ドル(約6億2500万円)」の報酬を手にするため、様々なゲームで競い合うという。
でも心配するなかれ。
Netflixによると、リアリティー番組版での最悪の結末は死ではなく「手ぶらで家に帰ること」だそうだ。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
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『イカゲーム』エミー賞14部門でノミネート ドラマ作品部門では非英語作品で初