今年登場が噂される「AirPods Pro 2」で注目されている変化について、テック系メディア「9to5Mac」が解説しています。
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3年ぶりのアップデート「AirPods Pro 2」に起こる変化3つ
AirPods Proは今でも人気のあるイヤホンですが、リリースされたのは2019年の10月でした。まだまだ噂の段階ではあるものの、3年ぶりというだけに、大きなアップデートに期待が集まっています。
◇ 【1】AirPods Pro 2はロスレスオーディオに対応
著名アナリストのミンチー・クオ氏によれば「AirPods Pro 2」は高品質なロスレスオーディオをサポートするとのこと。
ロスレスオーディオはすでにApple Musicに搭載されており、以前よりも高音質なオーディオが提供されています。「9to5Mac」によれば、この機能に対応するためには、アップデートではなく、イヤホンを作り直す必要があるとのこと。
ロスレス音源はAppleが提供しているにも関わらず、同社製品では体験できないという問題を抱えていました。AirPodsで最高のオーディオ体験を求める人にとっては、この新モデルは待つ価値のあるものになるはずです。
◇ 【2】AirPods Pro 2はデザイン刷新の噂
「AirPods Pro 2」の外観については、様々な噂が飛び交っています。クオ氏によれば、このモデルでは軸(ステム)がなくなり、「Beats Fit Pro」のような外見になるとのこと。
しかし、別の噂もあります。「9to5Mac」が共有したリークによると、「AirPods Pro 2」は現行モデルと同様のデザインを維持しながらも、ケースのデザインが変更されるそうです。下のリーク画像では、ケースの側面に2つの穴が開いているのがわかります。
同メディアによれば、この穴は「探す」機能を使用した時に、音を鳴らすためのスピーカーかもしれないとのこと。なお、USB-Cポートは「iPhone 15」の発売と並行して2023年に登場する可能性が高いため、「AirPods Pro 2」は引き続きLightningポートを搭載すると予想されています。
◇ 【3】AirPods Pro 2には健康モニタリング機能が搭載されるとの噂
ロスレスオーディオと新しいデザインに加え、クオ氏は「AirPods Pro 2」に健康・フィットネスセンサーが搭載されるかもしれないと推測しています。
この噂は、昨年、Appleが研究期間と協力し、AirPodsが呼吸数を監視するツールになり得るという結果を発表したときに現れたものです。この研究によれば、AirPodsのマイクから呼吸音を拾うことで、健康状態やフィットネスを医療関係者が評価できるとされています。
ただし、当初は経済紙記者のマーク・ガーマン氏も同じように予測していたものの、同氏は最近この考えを撤回し「AirPods Pro 2」に健康モニタリング機能が搭載されることは期待しない方がいいと述べています。
「AirPods Pro 2」では、価格の上昇も予想されます。また、日本では円安の影響も受けることが予測されているため、イヤホンとしてはかなり高い部類のモデルとなってしまうかもしれません。
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AirPods Proが「3年ぶり」大刷新、その3つの変化