5月13日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で、歴代のCD総売り上げランキングが紹介された。そのランキングに名を連ねた
『AKB48』に、自称・音楽好きから不満の声が殺到しているようだ。
番組では「CDシングル・アルバム総売上BEST10」と題し、CDが発売されてから40年間の歴史の中で、CDセールスが破格なアーティストをランキング
形式で発表することに。10位には3,769万枚という記録で、1990年代を代表する『ZARD』がランクインする。
その後も『GLAY』や松任谷由実、『嵐』、『DREAMS COME TRUE』などのレジェンドクラスのアーティストが続々と登場。第3位には『Mr.Children』
が選ばれ、第2位には6,316万枚という驚異的な数字で、アイドルグループ『AKB48』がランクイン。そして栄えある第1位には、伝説のミュージシャ
ン『B’z』が輝いた。
“握手券商法”のアイドルは論外?
日本を代表する人気アーティストを押しのけ、2位となった「AKB48」。そんな彼女らに、ネット上では、
《B’zとミスチルの間に握手券。頼むからランキング一緒にしないでくれ》
《握手券とかそういうオマケ要素抜きで、単純に歌が上手くて人気の人たちのランキング作ってくれないか》
《売上ランキングとかやる時は握手券や投票券欲しさに購入された分はカウントしないで。明らかに場違いすぎる》
《MステのCD総売り上げランキングで2位のAKB。3位以下のアーティストとCDの売り方と買い方が違いますやん…》
《MステのCD売上ランキングに握手券つけてるグループが入るとモヤッとする》
《やっぱ2位がランキングを荒らして、CDランキングを取り扱う価値が下がったのは大きい。人気は分かるが、アーティストという括りにして
欲しくない》
《売上が全てではないけど、AKBのあれはマジでやり過ぎだぞ。だからこの手のランキング入れないで欲しい》
《CD売り上げランキングだけでは日本の音楽業界は何も語れないってことか》
などのブーイングが殺到することに。
「CDに握手券を封入することで、圧倒的な売上を記録していた『AKB48』は、CDバブルだった90年代の売上枚数至上主義以降の時代において、実に
斬新で合理的な商法でした。音楽ビジネスという面から見れば、よほどクリエイティブだったと言えます。実際のところ『B’z』や『Mr.
Children』も同じような楽曲を量産しているだけで、音楽的なクリエイティブがあったかといわれると疑問が残るところ。結局、誰もがCDをたくさ
ん売るという目標のもと、創意工夫していただけなのでしょう。むしろ全盛期のAKBは、CDバブルが弾けた後の時代の象徴として、今後も語り継が
れるべき存在や現象のように思えます」(音楽ライター)
ストリーミングサービス時代の現代において、CDの売上は激減している。難しいテーマではあるが、一概に「AKB48」を否定するべきではないだろ
う。
https://myjitsu.jp/archives/352249
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オリジナルサイトで読む : 地下帝国-AKB48まとめ
【AKB48】「Mステ」CD総売上ランキングが炎上!「握手券商法とB'zを一緒にするな」