オリックスが株主優待を廃止すると発表し、衝撃が広がっている。日経新聞によると、個人株主80万人に影響するとみられるという。
オリックスは5月11日、「2024年3月31日時点の当社株主名簿に記載のある株主さまへのお届けをもちまして『ふるさと優待』による株主優待を廃止させていただきます」と発表。
ネット上では、株主優待を受けているとみられる人たちの嘆く声が上がっている。とりわけ「オオサンショウウオが貰えなくなる」といった投稿が相次いでおり、特定の優待品に根強いファンがいる様子だ。
「オオサンショウウオ」とはどんな優待品なのか。
オリックス不動産が運営する、オオサンショウウオが名物の京都水族館オリジナルのぬいぐるみだ。
株主優待のカタログで「人気の理由は愛嬌のある表情、抱き心地の柔らかさ、毛並みの心地よさなどです」と紹介されている。
LLサイズで、幅27センチ×長さ90センチ×高さ18センチ。抱き枕として愛用しているという声もあった。
当館のおすすめおみやげはやっぱりこれ!オオサンショウウオぬいぐるみLLです! #いきものウィーク#おみやげpic.twitter.com/3kePVnCgsV
— 京都水族館 (@Kyoto_Aquarium) April 23, 2015
ファンと見られる人たちからは「みんなオオサンショウウオの心配してる」「オオサンショウウオが泣いている」という声が続出。「ありがとうオオサンショウウオ」と感謝を伝える人もいた。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
「オオサンショウウオが貰えなくなる」オリックスが株主優待の廃止を発表。優待品のファンが悲しむ声