プロサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドさんが4月21日、新たに生まれた女の子を含む家族7人の写真をInstagramに投稿した。同時に生まれたもう1人の赤ちゃんが生後すぐに亡くなったことを受け、サッカー界やサポーターなどから哀悼のメッセージが寄せられていたことへの感謝をつづっている。
ロナウドさんが投稿したのは、パートナーのジョージナ・ロドリゲスさんや子どもたちと自宅で撮影した家族の集合写真。ロナウドさんの腕には、生後まもない小さな赤ちゃんが抱かれている。
ロナウドさんは投稿で、次のように思いを記した。
「私たちの赤ちゃんがついに我が家にやってきました。皆さんからの温かい言葉や行いに感謝します。皆さんのサポートはとても大切だし、皆さんの愛とリスペクトを私たち家族全員が感じています。今、私たちがこの世界に迎えた命に感謝する時が来ました」
「最も深い悲しみ」
ロナウドさんとロドリゲスさんは2021年10月、ロドリゲスさんが双子を妊娠していることを公表していた。2022年4月18日に声明を発表し、双子の一人で男の子の赤ちゃんが生まれてすぐに亡くなったことを明かしていた。
2人は声明で、「私たちの男の子の赤ちゃんが亡くなったことを発表しなければならないのは、最も深い悲しみです。どんな親も感じ得る最大の痛みです」と心境をつづっていた。
その上で「私たちはこの喪失に打ちのめされています。この極めて困難なときに、プライバシーを守っていただくことを心から願います」と、家族に対する配慮を求めていた。
スタジアムに響いた哀悼の拍手
ロナウドさんが所属するマンチェスター・ユナイテッドは声明で、4月19日に行われるリバプールとの試合にロナウドさんが欠場することを報告した。
この日の試合は、リバプールの本拠地・アンフィールドで行われた。
子を亡くしたロナウドさんとその家族に哀悼の意を示すため、サポーターたちが試合中、一斉に拍手を送る場面があった。
リバプールのサポーターたちは、ロナウドさんの背番号である「7」にちなみ、試合開始7分に合わせてリバプールのクラブ曲を歌ったという。
ロナウドさんは、拍手がスタジアム中に響き渡る当時の映像をInstagramでシェアした。
「一つの世界、一つのスポーツ、一つのグローバルファミリー…。ありがとう、アンフィールド。私と家族は、このリスペクトと思いやりの瞬間を決して忘れません」と感謝を述べた。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
生まれたばかりの子を亡くしたC・ロナウド、家族写真で感謝「皆さんの愛とリスペクトを感じています」