東京ディズニーランド・シーを運営する株式会社オリエンタルランドは3月24日、株式会社メルカリと「安心・安全な取引環境の構築に向けた覚書」を締結したと発表した。
オリエンタルランドは、長年悩まされてきた人気グッズの転売問題に一石を投じた格好だ。
長年ディズニー側を悩ませた“メルカリ問題”
覚書の締結で、両社がグッズの転売対策に乗り出すことになった。
オリエンタルランドはメルカリに対し、特定商品や発売に関する情報などを提供し、京ディズニーリゾートの公式サイト等での注意喚起を実施する。
一方メルカリは、アプリの利用規約に違反する特定の商品の出品を削除するなどの対応を取るという。
人気のカチューシャも転売されていた…
東京ディズニーランドやシーで販売されるグッズをめぐっては、メルカリ上で通常の販売価格よりも高い値段で転売されているケースも散見されていた。
その一つが人気グッズの「カチューシャ」だ。園内で身に付けて楽しむ人が多く、種類も豊富で定番となっているが、過去には1800円で販売された商品が6500円で転売されていたこともあった。
オリエンタルランドはこれまで、メルカリでのグッズの転売について「把握しております」としながらも、「あくまでも個人間の売買となりますので、どうしても転売を止めることが出来ず、その点については苦慮しております」とコメントしていて、対策は急務だった。
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ディズニーが長年悩まされた“メルカリ問題”に一石を投じる。人気グッズ「カチューシャ」などの転売が横行で