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ロシア軍の攻撃を受ける動物園、園長は留まった。「サイレンが鳴り響く中、餌やりをしている」【ウクライナ侵攻】

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ウクライナ南部にあるミコライフ動物園は、飼育されている動物たちの生命を維持するために、国際的な支援を求めている。同園の職員のほとんどは、すでに避難しているか軍隊に参加しているという。

園長のVolodymyr Topchyi氏は3月上旬にFacebookで、ミコライフ動物園は「戦時モード」で運営していると述べた。

「毎日、空襲のサイレンが鳴り響く中、私たちは仕事に行き、動物たちに餌をやり、掃除をしています」「従業員のうち7人が、侵略者と戦うため前線に行きました」と投稿した。

Topchyi氏は、戦火の中の動物園を経済的に支援するため、園のeチケット購入を検討して欲しいと呼びかけた。ホームページによると、同園にはホッキョクグマ、カバ、ライオン、オオカミ、ゾウ、シマウマなど、多くの動物が飼育されてるという。

動物園のあるミコライフは、戦略的な海洋都市を支配下に置こうとするロシア軍から激しい砲撃を受けている。3月中旬の週末には、ロシア軍が市内の軍の兵舎を爆撃し、40人以上の海軍隊員が死亡した。

ウクライナ外務省によると、動物園は爆撃を受けたが、園長はストレスを受けた動物たちをは助けるために留まることを決めたという。

Topchyi氏は、動物園の敷地内で発見された砲弾とみられる複数の画像をFacebookで公開した。

3月7日の投稿では、「今朝、トラとホッキョクグマの囲い付近で。動物に怪我はなかった」(翻訳機能によると)と述べている。

アメリカのラジオ局、Voice of Americaとの3月18日のビデオインタビューでTopchyi氏は、1ヶ月後のチケットまですでに完売していると話し、世界中からの寄付に感動したと語った(翻訳機能による)。

3月17日、同園はヨーロッパ中の動物園から多くの食料や医療品を受けたと発表した。欧州動物園水族館協会は、同園を含むウクライナ国内のいくつかの動物園に資金援助を行なっていると述べた。

国内の他の動物園も支援を求める声を上げている。キエフ近郊にあるXII Months Park動物園では、動物を避難させるための緑の回廊や、輸送が困難な動物に餌を運んできてくれるボランティアを求めた。

ワシントンポスト紙によると、キエフ動物園では従業員が家族と共に敷地内に移動し、身の安全を守りながら、爆撃や空襲のサイレンでトラウマになった動物たちの世話をしているという。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
ロシア軍の攻撃を受ける動物園、園長は留まった。「サイレンが鳴り響く中、餌やりをしている」【ウクライナ侵攻】

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