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現在のロシアは旧式兵器を使用、民間人被害の可能性高まる 英国防省
英国防省は17日、ウクライナの戦況に関する情報を更新し、現在のロシアは精密性の低い旧式兵器の使用に頼っているとの見解を明らかにした。こうした兵器は軍事的な効果が低いほか、民間人の犠牲につながる可能性がより大きいという。
同省によると、目標達成の遅れや制空権確保の失敗から、おそらくロシアは当初の予定よりはるかに多くの「空中発射型スタンドオフ兵器」を消耗する結果になった。このため、現在は軍事的効果の低い兵器に頼っている状況だという。
「空中発射型スタンドオフ兵器」とは、目標に近接していない航空機から発射される弾薬を意味する。遠距離から発射することで、乗組員に報復攻撃の被害が及ぶ可能性を最小限に抑えつつ兵器を撃ち込むことが可能になる。
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