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音声アシスタントなどの精度を改善する目的で「Siriとの対話などをAppleと共有する」設定をオフにしていた一部のユーザーの音声が、誤って保存されていたことが判明しました。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:zdnet ,MacRumors
AppleがSiriのデータ収集に関するバグを認める、iOS 15.2で修正済み
Appleは米メディア「ZDNet」に対し、以下のようにコメントしています。
iOS 15.2では、iOS 15で導入されたバグを修正する一方で、多くのSiriユーザーに対して「Siriとディクテーションの向上」の設定をオフにしました。このバグにより、ごく一部のデバイスでこの設定が誤って有効になっていました。このバグを確認して以来、私たちはレビューを中止し、影響を受けたすべてのデバイスから受信した音声を削除しています
Appleの声明によれば、バグを確認して以降、影響を受けたデバイスから受け取った音声に関するデータ収集を停止し、誤って録音されたものに関しては削除したとのこと。ただし、これはユーザーには通知されていないとテック系メディア「MacRumors」は指摘しています。
このバグはiOS 15.2で修正されていたとのことです。Appleが誤って収集した録音の数や、被害を受けた人数などについては明かされていません。iOS 15.4ベータ2には加えて、Appleの録音を送信してSiriの改善をするかどうかを選択する画面が表示されるようになります。
「MacRumors」によれば、Appleは2019年10月のiOS 13.2の発表とともに、Siriの録音を無効にする設定を初めて導入しています。これはプライバシー保護を向上させる目的とのことですが、それ以前には、匿名化された録音の一部を実際に聞き、Siriの応答を評価する担当者がいたことが判明しています。
当時の担当者からは「機密情報を聞いてしまった」という訴えもあり、これを受けてAppleはこの設定をオフにする機能を追加しました。また、それ以前に収集したすべてのSiriの録音を削除する設定も追加されていたとのことです。
オリジナルサイトで読む : AppBank
iPhoneが勝手に「Siriとの会話をAppleに送信してしまう」バグがあったことが明らかに