訪問日時:2021/12/17 11:00
火風鼎。
私的に白河ラーメンの最高峰。
そのご主人、小白井邦夫さんの奥様、
即ち、手打 焔の店主 小白井誉幸氏の御母上が
11月30日に亡くなられた。
2月から闘病中だったという。
知らなかった。
まだ71歳。
優しい笑顔が印象的な方だった。
お店は12月10日から再開。
やはりどうしてもお悔やみを申し述べたい。
店に向かった。
11時ちょうどに着くと、
シャッター客が吸い込まれたあとで、
ちょうど満席。
しばし暖房のある前室で座って待つ。
チャーシューワンタンメンと決めていた。
やがて中へと案内される。
いつもの喧騒だけど、
お出迎えくださっていた奥様がいないのは
やはり かなり寂しい。
ご長女の陽子さんにご挨拶し、
奥の窓際の席に着座。
ここはライティングが最高の席だ。
湯気まできれいに撮れた。
変わらない力強いビジュアルながら、
ご主人の寂しさが透けて見えるような気がする。
スープ、うまい。
ついつい4~5口いってしまう。
まあ、いつものことだ。
麺をすすりあげる。
ウ(;;)マ~~~!!!
今日のスープ、麺、すばらしい。
ここ数年で一番のできだと思った。
無骨なチャーシューも
すごみを感ずる味わい。
メンマもしかり。
この食感がたまらない。
ワンタンもいいなあ。
独特の皮の食感がいいんだよね。
こんなワンタン、あまりない。
そしてほぼスープまで完食。
とても満足した。
最後に寡黙なご主人に弔慰を述べ、
店をあとにした。
ずっと応援しています。
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実食感想
実食メニュー:チャーシューワンタン1100円
スープの種類:あっさりじんわり
麺の種類:中太縮れ
具:チャーシュー、メンマ、ねぎ、ワカメ
スープの余韻:★★★★★
麺の評価:★★★★★
チャーシュー評価:★★★★★
メンマ評価:★★★★★
再訪問希望度:★★★★★
総合評価:★★★★★
ひとこと:合掌。
オリジナルサイトで読む : ぼぶのラーメン紀行
火風鼎@白河(チャーシューワンタンメン)