自民党が11月5日、細野豪志衆院議員(50)の入党を認めた。細野氏が自身のTwitterを更新し、「遠藤利明選挙対策委員長から自由民主党への入党を認めて頂いたとの連絡を頂きました」と報告した。
本日、遠藤利明選挙対策委員長から自由民主党への入党を認めて頂いたとの連絡を頂きました。今後当該都道府県連はじめ地方組織で手続きが行われると伺っています。関係者の皆様のご理解が頂けるよう努力致します。自民党の党勢拡大に取り組むとともに、わが国と地元・静岡のために全身全霊を傾けます。
— 細野豪志 (@hosono_54) November 5, 2021
細野氏は10月31日に投開票された衆院選で、静岡5区に無所属で立候補。自民党公認で立候補していた岸田派に所属する吉川赳氏(39)らを破り、8選を果たした。
吉川氏は細野氏に約6万6千票差で敗れたものの、比例東海ブロックで復活当選している。細野氏の自民党入りをめぐっては地元の反発もあるとみられ、細野氏はTwitterで「関係者の皆様のご理解が頂けるよう努力致します」とつづった。
細野氏は民主党政権で環境大臣などを歴任。2017年の衆院選の直前に民進党を離党し、小池百合子東京都知事らと希望の党を立ち上げた。だが、小池氏の「排除発言」などで希望の党は失速し、細野氏はその後無所属となっていた。
2019年、自民党二階派に特別会員として入会したが、地元県連などの反発もあり入党は認められていなかった。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
細野豪志氏、自民党入党へ。「関係者の皆様のご理解が頂けるよう努力する」