立憲民主党の枝野幸男氏が11月2日、代表を辞任する意向を表明したことを受け、野党の党首らがコメントした。
枝野氏はこの日午後1時からの党執行役員会の冒頭で、衆院選で公示前よりも議席を減らしたことを受け、代表を辞任する考えを示した。
この発言が報道されると、野党の党首らがTwitterを更新。共産党の志位和夫委員長は「立憲民主党・枝野代表が辞任表明と聞き、たいへんに残念です」とした上で、「枝野さんとは、16年参院選、17年総選挙、19年参院選、21年総選挙と、4回の選挙を協力してたたかい、敬意と信頼の気持ちをもっておりました」とつづった。
立憲民主党・枝野代表が辞任表明と聞き、たいへんに残念です。
枝野さんとは、16年参院選、17年総選挙、19年参院選、21年総選挙と、4回の選挙を協力してたたかい、敬意と信頼の気持ちをもっておりました。
引き続き協力と連携の関係の発展を願っています。— 志位和夫 (@shiikazuo) November 2, 2021
今回の衆院選で、立憲、共産、社民、れいわ新選組の野党4党は共通政策に合意し、選挙協力を強化しており、志位氏は「引き続き協力と連携の関係の発展を願っています」とした。
一方、共通政策には加わらなかった国民民主党の玉木雄一郎代表もTwitterを更新し、「枝野代表が辞意を表明された。野党第一党の党首として大変な重責だったと思う。心から敬意を表し、ご慰労申し上げたい」とねぎらった。
その上で、「新代表が誰になるのか、どんな路線を取るのかは不明だが、国民民主党としては『改革中道』『対決より解決』路線を貫いていく。公約で約束した政策の実現に全力を傾けていきたい」とも強調した。
枝野代表が辞意を表明された。野党第一党の党首として大変な重責だったと思う。心から敬意を表し、ご慰労申し上げたい。新代表が誰になるのか、どんな路線を取るのかは不明だが、国民民主党としては「改革中道」「対決より解決」路線を貫いていく。公約で約束した政策の実現に全力を傾けていきたい。
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) November 2, 2021
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立憲・枝野代表辞任表明に「たいへんに残念」「ご慰労申し上げたい」野党党首らがコメント