10月31日投開票の衆院選で、当選者に占める女性の割合が9.7%となり、10.1%だった前回(2017年)を下回る結果となった。時事通信など複数のメディアが報じた。
NHKの開票速報などによると、全ての当選者465人中、女性は45人(小選挙区24人、比例代表21人)。
主要9政党の当選者に占める女性議員の比率と人数は、以下の通り。
自民 7.7%(20人)
立民 13.5%(13人)
公明 12.5%(4人)
共産 20.0%(2人)
維新 9.8%(4人)
国民 9.1%(1人)
社民 0%(0人)
れいわ 33.3%(1人)
N党 0%(0人)
※小数点第二位を四捨五入
今回の衆院選では186人の女性が立候補し、全ての候補者(1051人)に占める女性候補者の割合は17.7%で、前回と同水準だった。
3月に発表されたジェンダーギャップ指数2021で、日本は156カ国中120位となり、主要7カ国(G7)で最下位に。衆院議員の女性割合の低さなどが影響し、政治分野では147位との結果となっている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
当選者の女性割合、わずか9.7%。前回下回る【衆院選2021】