プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が10月11日午後5時に開かれる。
今年の注目選手は、小園健太投手(市和歌山高)、隅田知一郎(ちひろ)投手(西日本工業大)、風間球打投手(ノースアジア大明桜)、森木大智投手(高知高)ら。
指名選手が被った際は、あたりくじを引き当てた球団が交渉権を獲得する。
強運な球団、運のない球団はそれぞれどこなのか。日本野球機構(NBP)や日刊スポーツのデータを基に、ここ10年のドラフト会議での、各球団のくじ引きの勝率を以下にまとめた。
《※対象は、2011年〜2020年の直近10年。1位指名選手が重なった際の、各球団のくび引きの「勝率」を算出。外れ1位は含まない。指名が重なった球団数に応じた倍率は考慮せず、くじの当たり外れの回数だけを元に計算した「参考勝率」です》
勝ち:2019年(石川昂弥、3球団)、2018年(根尾昂、4球団)、2016年(柳裕也、2球団)、2011年(高橋周平、3球団)
負け:2017年、15年、13年
勝ち:2019年(佐々木朗希、4球団)、2018年(藤原恭大、3球団)、2015年(平沢大河、2球団)、2013年(石川歩、2球団)、2011年(藤岡貴裕、3球団)
負け:2020年、17年、16年、12年
勝ち:2018年(小園海斗、4球団)、2017年(中村奨成、2球団)、2013年(大瀬良大地、3球団)
負け:2016年、14年、12年
勝ち:2020年(早川隆久、4球団)、2014年(安楽智大、2球団)、2013年(松井裕樹、5球団)、2012年(森雄大、2球団)
負け:2019年、18年、17年、15年、11年
勝ち:2017年 (清宮幸太郎、7球団)、2014年 (有原航平、4球団)、2011年 (菅野智之、2球団)
負け:2019年、18年、16年、15年、13年
勝ち:2016年(田中正義、5球団)、2015年(高橋純平、3球団)、2012年(東浜巨、3球団)
負け:2020年、19年、18年、17年、13年
勝ち:2020年(佐藤輝明、3球団)、2015年(高山俊、2球団)、2012年(藤浪晋太郎、4球団)
負け:2019年、18年、17年、14年、13年
勝ち:2017年(田嶋大樹、2球団)
負け:2020年、19年、18年、12年、11年
勝ち:2019年(奥川恭伸、3球団)
負け:2020年、18年、17年、15年、14年、13年、12年、11年
勝ち:なし
負け:2020年、19年、17年、12年
勝ち:なし
負け:2018年、16年、14年、13年、12年、11年
勝ち:なし
負け:2020年、19年、18年、17年、16年、13年、11年
ドラフト会議で球団側が獲得できるのはあくまでも交渉権。選手は原則指名を受けた球団に入団するが、拒否するケースもある。
2011年ドラフト会議では、日本ハムが菅野智之投手(現巨人)を1位指名し、巨人とのくじ引きの末に交渉権を獲得したが、入団に至らなかった。巨人入りを切望していた菅野投手は、大学に籍を残す選択をし、2012年ドラフトで巨人に1位指名され入団した。
Source: ハフィントンポスト
【ドラフト会議2021】くじ運の強い・運のない球団はどこ?過去10年の勝率を比べてみた