7月23日午後8時から始まった東京オリンピックの開会式で、テニスの大坂なおみ選手が聖火台に火を灯す「最終聖火ランナー(最終点火者)」を務めた。
開会式では複数の聖火ランナーがトーチを持ちながら競技場内をリレー形式で走り、アンカーを託された大坂選手が聖火台に火を灯した。
開会式の「最終聖火ランナー」はテニスの大坂なおみ選手
大坂選手は、女子テニスの日本代表として東京五輪に出場する。ハイチ出身の父と日本人の母の間に大阪で生まれ、3歳からアメリカに移住。高速サーブと持ち前の力強いストロークを武器に、2018年全米オープンで日本人選手として初優勝。
以降も2019年の全豪オープン・2020年全米オープン・2021年全豪オープンと、4年連続でいわゆる「4大大会」を優勝したが、2021年の全仏オープンを2回戦で棄権。その理由として、2018年からうつを抱えていたことを公表していた。
東京オリンピックについては、6月に出場権を獲得すると出場を決めた。
開会式の「最終聖火ランナー」をめぐっては、誰が務めるかに注目が集まり、ネット上やテレビなどで様々な予想が立てられていた。
東京オリンピックの開会式は、7月23日午後8時から国立競技場で開かれている。
Source: ハフィントンポスト
大坂なおみ選手、開会式の最終聖火ランナーの大役を務める【東京オリンピック】