<W寄稿>韓国、半導体素材の国産化は「泣き泣き辛子を食べる」ようなものだ 7/7(水) 21:21配信 WoW!Korea 2019年の日本による韓国向け半導体素材の輸出規制の後、フッ化水素などに対する国産化努力が展開され、それなりの成果を収めていると韓国のメディアはその都度報道する。 東亜日報は2021年6月9日の「三星、日本に依存していた半導体素材の国産化」と言う記事で「中堅企業と高純度塩化水素の開発、日本の輸出規制から2年経って成果(を収めた)」と報道した。三星(サムスン、SAMSUNG)が日本とドイツに全量依存していた半導体の中核素材「高純度塩化水素」(フッ化水素ではない)を中堅企業と提携して2年間開発をし、最近品質テストを完了して、今年の下半期頃に納品契約を結ぶことにしたというのだ。 産業界の現実を知らない人であれば、このようなニュースに「快挙」だと言い喜ぶのだろうが、実状を知ればこのような国産化と言うものが企業の立場からは「泣き泣き辛子を食べる」に違いないということを知ることとなる。 記事は国産化したという「高純度塩化水素」がどの程度の水準の高純度の製品なのか、具体的な数値(例えば、99.99999%)を示さなかった。従って当該素材が三星の汎用半導体製造工程にのみ投入可能な水準なのか、あるいは超精密半導体製造工程にまで投入可能な水準なのか、分からない。 加えて収率(歩留まり率)がどれくらいになるのかも出て来ない。収率とは生産した製品の内に占める良品(取引先に納品可能な製品)の比率だ。企業の収益率を左右する重要な尺度だ。例えば収率が60%であれば、当該中堅企業で生産した「高純度塩化水素」の内の良品比率が60%であり、残りの40%は不良品だという意味となる。 開発初期の製品は収率が良くないものとなるほかない。時間(歳月)が流れる内に、各種の試行錯誤と経験が蓄積されて初めて、収率は少しずつ改善されるのが普通だ。記事にはこのような現実を反映した三星関係者のコメントが出て来る。 「主要素材の単一国家への依存度を低くして供給先を多角化したところに意味がある」 具体的な品質水準(99.99999%等)や、収率についてのコメントが全然無い。現在のところ、「供給先の多角化の意味」以外には期待するものが無いという意味となる。恐らく三星は塩化水素の国産化を担当した中堅企業に少なくない設備投資の費用まで負担したのだろう。加えて収率が一定の水準に高くなる時まで、当分の間は低い収率による「高い納品単価」まで抱え込まざるを得ない状況なのだ。 … 学びがある! 235 分かりやすい! 734 新しい視点! 196 https://news.yahoo.co.jp/articles/771c16ed541ee9ca54eb9d14f4e8772d296fe096 日本が輸出管理を強化してない塩化水素も国産化 補助金狙いで嘘の国産品を開発する企業も ・国産化成功とは聞きますけど、量産化されたという話は聞きません ・国産化できたとは言ってますけど、日本からの輸入量はほとんど変わりません ・この記事のファンドビルドという人は、韓国では超が付くマイナーな人のはずです ・国産品開発は、やるフリをすればお金をもらえます ・偽りの報道を繰り返しているうちに、訳が分からなくなって途方に暮れていると思います
Source: News U.S.
韓国サムスンが低純度で歩留まり率も低い半導体素材を使わされると判明w