大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が日本時間の6月16日、敵地オークランドで行われたアスレチックス戦に2番・DHで出場し、第4打席に18号ホームランを放った。
この一打でアメリカンリーグの本塁打数ランキングで2位タイとなったが、実況アナウンサーやファンが驚いたのは、ホームランのクオリティだった。
打球速度が早過ぎて実況アナと解説も「あ然」
試合の中継を担当する放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」は、Twitterに大谷翔平選手の18号ホームランの動画を投稿。
実況アナウンサーと解説者は、大谷選手のバットにボールが当たった瞬間にホームランを確信。
しばらく2人で感嘆した様子で声をあげながら、圧倒的な打球にただ笑うしかなく、その後は「very beautiful(とても美しいホームランだ)」と称賛した。
"Somebody go get that baseball because it's flat on one side"#WeBelieve I @Angelspic.twitter.com/f67gS0EQaO
— Bally Sports West (@BallySportWest) June 16, 2021
驚くのもまったく無理はない。大谷が放った18号ホームランは飛距離が131mで、打球速度は187km/hに達していたという。
ちなみにMLBによると、大谷選手はこの18号ホームランで115mph(185km/h)以上の打球速度で放ったホームランが今季3本目。 これはヤンキースのスタントン選手の4本に続く現在メジャー2位の記録だ。
Shohei Ohtani has 3 HR 115+ MPH in 2021.
That's the second most in @MLB (Stanton, 4). pic.twitter.com/jBsk9GmmSk
— MLB Stats (@MLBStats) June 16, 2021
ファンからはTwitterで「何がすごいって打球速度だよね」「もうなんか、ロケットみたい。このホームラン」「惚れ惚れする弾道」「これで投げるんだよね?」などと多くの声が寄せられていた。
大谷選手は7月に開催されるMLBオールスターゲームのファン投票の中間発表で、アメリカンリーグの「DH(指名打者)」部門で他の候補を圧倒し1位となっていて、名物「ホームランダービー」への出場にも期待がかかる。
Source: ハフィントンポスト
大谷翔平選手の18号HR、打球速度が早過ぎて実況もただ笑うしかない。直後の一言が凄さを物語る【動画】