赤鬼「ここはあの世だ」
JK「あの世!? ひょっとして地獄ってやつ!?」
赤鬼「地獄っつうか、そこに落ちるかどうか決める場所――」
JK「いっけなーい! 地獄地獄~!」タタタッ
赤鬼「おい、走ると危ねえぞ!」
JK(地獄なんて冗談じゃない! なんとか抜け出さなきゃ!)
JK「きゃっ!」ドンッ
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}
これ続くの?
?「つつ……」
JK(あたしと同じ年ぐらいの男……?)
?「どこ見て走ってやがる! 気をつけろ!」
JK「なによ、お互い様でしょ! そっちこそ気をつけてよ!」
?「なんだと!? 誰にクチきいてると思ってる!」
JK「ふん、あんたなんか知るかっての! ベーだ!」
?「なんて女だ……!」
JK(ここで並んでれば、閻魔大王様の裁きを受けれるらしいけど……)
JK(あ、もうすぐあたしの番だ)
青鬼「次の亡者、前へ」
JK「はいはーい」
鬼娘「あちらに閻魔大王様がおられます。どうぞ」
JK「…………」ゴクッ
JK(キンチョーしてきた……どんなごついのがいるんだろ)
JK「失礼しま……」
閻魔大王「ん?」
JK「あ……」
JK&閻魔大王「あーっ!!!」
JK「あんたさっきの……ムカつく奴!」
閻魔大王「さっきのクソ女!」
JK「誰がクソ女よ!」
閻魔大王「冗談じゃねえよ。大マジだよ」
JK「閻魔様っていうから、もっと威厳ある人を想像してたのに……」
閻魔大王「な、なんだとォ!?」
JK「なんであんたみたいな、ウチの学校にいても違和感ないような奴に裁かれなきゃなんないの!」
閻魔大王「うるせえな! これでも結構長く生きてんだぞ!」
閻魔大王「お父……父上が体調崩しちゃったから、俺が引き継いで閻魔大王やってんだよ、文句あっか!」
JK「あ、今“お父さん”っていいかけたでしょ。なに言い直してんの? ウケる~!」
閻魔大王「てめえ……!」
JK「はいはいどうぞどうぞ」
JK「あんたみたいなのが閻魔だなんてバカバカしくなっちゃった。地獄でもどこでも行ってあげる」
閻魔大王「くうう……!」
閻魔帳を眺める。
閻魔大王「……あれ?」
JK「え?」
閻魔大王「あー、これは……」
JK「ど、どうしたの。不安になっちゃうじゃん」
閻魔大王「お前……まだ死んでないわ」
JK「どういうこと!?」
閻魔大王「とりあえず、お前の現世での行動からおさらいしよう」
JK「いっけなーい! 遅刻遅刻~!」タタタッ
ブロロロロ…
JK「きゃーっ!」
ドンッ!
閻魔大王「……とまぁ、お前は走ってる車に轢かれて、こっちに来たわけだ」
JK「あー、そんなことあった覚えある」
閻魔大王「ぷぷっ、間抜けな奴……」
JK「うるさいな!」
閻魔大王「運転してた奴もだいぶ荒っぽい運転してたようだがな。お前が悪いともいえん」
JK「それで……あたしが死んでないってのはどういうこと?」
閻魔大王「いわゆる“生死の境を彷徨ってる”って状態だ」
閻魔大王「そういう奴があの世に来ちゃうことも稀にある。ったく早とちりめ!」
JK「いちいち悪口いわないでよ! で、あたしはどうなるの?」
閻魔大王「今のところ……生きるか死ぬかは五分五分ってところだな」
JK「あたしが生き返るにはどうしたらいいの?」
閻魔大王「どうしようもない。お前からできることは何もないよ。ただ待つしかない」
JK「ええっ!?」
JK「例えば、『生き返りの試練を受けて合格すれば生き返れるよ~』とか」
閻魔大王「ないない。そんなことやってやるほど俺らは暇じゃないんだ」
JK「ケチ!」
閻魔大王「ケチとはなんだ!」
JK「これからあたしはどうすりゃいいの?」
閻魔大王「生死が確定するのを待つしかないな。ちゃんとそういうスペースはある」
閻魔大王「ま、せいぜい肉体の生命力の強さを祈るんだな」
JK「…………」
閻魔大王「は?」
JK「ただ待ってるの暇だし、だったらバイトでもした方が気も紛れるかなって」
閻魔大王「変わった奴だなぁ」
JK「お願いっ!」
閻魔大王「うーん……分かった。じゃあ、働いてもらうか。鬼どもの負担を軽減させてやりたいしな」
JK「やった!」
JK「んで、何すればいいの?」
閻魔大王「あまりあの世に深入りさせることはできないから……亡者の誘導でもやってもらうか」
JK「うん、分かった!」
鬼娘「お呼びでしょうか、閻魔様」
閻魔大王「生死が確定するまでこの女に亡者誘導をやらせる。悪いが仕事を教えてやってくれ」
鬼娘「分かりました!」
JK「よろしくね、鬼娘ちゃん」
鬼娘「は、はいっ!」
JK「なんだかあんた、鬼なのにあたしよりいい子そうだね」
鬼娘「そんなことないですよ……」
JK「ああ、あたしもこの辺りに飛んできたわ」
鬼娘「それで、見つけたら……」
亡者「ここはどこだ……?」キョロキョロ
鬼娘「あなたは亡くなりました。私についてきて下さい」
亡者「死んじゃったのか……分かったよ」
鬼娘「……こんな風に閻魔大王様のところへ誘導するんです」
JK「なるほどね!」
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Source: みじかめっ!なんJ
JK「いっけなーい!地獄地獄~!」ドンッ