一時、大きな打撃を受けましたが、前の年度に続いて2兆円を上回り、回復が鮮明になっています。
トヨタ自動車が12日発表した昨年度のグループ全体の決算は、売り上げが前の年と比べて8%減少して27兆2145億円、最終的な利益は10%増え
2兆2452億円で、前の年度に続いて2兆円を上回りました。
年度の当初は新型コロナウイルスの感染拡大で生産や販売が一時、打撃を受けましたが、当初の計画どおり新型車を投入し、
アメリカや中国で車の需要が回復する中で販売を伸ばしました。
世界的な半導体不足でも取引先全体で部品を管理することで影響を抑えたということで、業績の回復が鮮明になっています。
また、今年度の見通しについては、需要の回復傾向が続くとしてグループ全体の世界販売は1055万台、最終利益は2兆3000億円になると見込んでいます。
オンラインで会見した近健太執行役員は「リーマンショックのあとからいい車づくりや原価の改善の取り組みを続け、東日本大震災以降も部品の在庫の
持ち方などさまざまな努力をしてきた。それらの成果だと思っている」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210512/k10013025881000.html
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Source: 車速報
トヨタ、コロナ禍でも2兆2400億円の黒字