「美人でもないし、演技も下手」と言われたアメリカの俳優シドニー・スウィーニーさんが、思わぬ形で批判に回答した。
スウィーニーさんの容姿や演技を批判したのは、映画『花嫁のパパ』などの製作を手掛けてきたハリウッドの映画プロデューサー、キャロル・バウムさんだ。
バウムさんは4月、ニューヨークで開かれた映画『戦慄の絆』の上映会で、なぜ最近スウィーニーさんが人気なのかを知りたいと思い機内で出演作を見たものの、理由がわからなかったと発言した。
その上で、自分が教えている大学の授業でスウィーニーさんについて「美人でもないし、演技も下手なのになぜこれほど人気があるのかと尋ねたが、誰も答えられなかった」と述べた。
この発言に対し、スウィーニーさんの代理人は「知識と経験を伝える立場にある女性が、他の女性を攻撃するとはなんと悲しいことでしょう」というコメントを発表した。
「それがこの業界で何十年もかけて学び、学生に教えるべきことだと感じているのであれば恥ずかしいというよりありません」
一方、スウィーニーさん自身はこれまで、バウムさんの発言に対する直接的なコメントは発表していない。
しかし、スウィーニーさんが4月21日にインスタグラムに投稿した写真に、バウムさんへの返事が隠されているようだ。
スウィーニーさんは「素晴らしい時間と日焼けの跡」というキャプションとともに、友人らとバケーションを楽しむ写真を投稿。
その中の一枚で着ていたスウェットに、「素晴らしい胸と正しい意見を持っていてごめんなさい」というメッセージがプリントされており、スウィーニーさんは強調するように見せている。
【画像📸】侮辱に回答した?「素晴らしい胸と正しい意見を持っていてごめんなさい」と書かれたスウェットを強調するシドニー・スウィーニーさん
この投稿に、スウィーニーさんのファンらが「鳥肌立つ」「私もほしい」などと反応している。
スウィーニーさんは、容姿についてさまざまなことを言われており、時には文化と結びつけられることもある。
2024年初めには複数のメディアが、スウィーニーさんの人気は文化が保守的になってきている証拠ではないかという考察記事を掲載した。
カナダの保守派メディア、ナショナルポストはスウィーニーさんの胸の大きさを取り上げて「ウォーク(差別やジェンダーなどの社会問題に高い意識を持っている人たちのこと)の終わりの始まりなのでは」とまで述べている。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。
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「美人でもないし、演技も下手」と言われた米俳優、スウェット1枚で侮辱を一蹴する