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「音が!いいから!聞いてみて!」世界初の純電気式計算機がロマンあってしびれる【動画】

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「今や計算はスマホの電卓で一瞬だが、世界初の純電気式計算機はこんなだった」

コンピュータ機器メーカー・エレコムの公式Xが1月30日、樫尾俊雄発明記念館での展示物を投稿しました。紹介したのは、世界初の小型純電気式計算機「14-A」。日本を代表する電子機器メーカー・CASIOの創設者メンバーの1人、樫尾俊雄さんが1957年に発明したもので、歯車を使った機械式の計算機が主流だった当時、群を抜く演算速度や静かさが画期的だったといいます。

投稿で「音が!いいから!聞いてみて!」とエレコムが太鼓判を押す通り、計算式をボタンで入力すると、ガチャガチャという音を立てながら、数字が次々とスクリーン上に表示されていく様子は、なんともレトロ。

計算機のキーデバイスとなる電子部品「リレー」が340個あまり使われており、それが作動して計算するという仕組み。「14-A」の背面を映した動画では、大量のリレーが動く様子が確認でき、エレコムも「よくわからないけど、いい感じに計算してます」とコメントしています。

投稿には、「昔のSFに出てくるコンピュータこんな感じ」「このレトロな機械音がたまらん」「古いはずなのに漂う未来感」など、反響が続々と寄せられています。複雑そうな作りの計算機への疑問が沸くコメント欄には、なんとCASIOの公式Xも参戦。当時の「14-A」の値段を聞いたユーザーに、「485,000円でした。大卒初任給が一万円以下の時代に…」と返答するなど、盛り上がりを見せています。

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