西日本豪雨から5年。300人超が犠牲になった平成最悪の水害を忘れない【画像集】

災害関連死を含め300人超が犠牲になり、平成最悪の水害となった西日本豪雨（平成30年7月豪雨）は7月6日、最初の大雨特別警報が出てから5年となる。

西日本豪雨は2018年6月28日から7月8日にかけて西日本を中心に全国的に広い範囲で降り続いた記録的な大雨。

気象庁は7月6～8日に岐阜、京都、兵庫、鳥取、岡山、広島、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎の11府県に大雨特別警報を発表した。

この大雨で、河川の氾濫や浸水害、土砂災害などが発生。多くの死者・行方不明者が出た。

未曾有の大災害を忘れぬよう、当時の様子を写真で振り返る。

大雨による土砂崩れで脱線したJR筑肥線の列車＝2018年7月7日、佐賀県唐津市浜玉町

濁流に削られて崩壊した道路。東広島市から広島市安佐北区へと続いていた＝2018年7月7日、広島県東広島市

土砂や流木が散乱し、車両が転がった住宅地を歩く住民ら＝2018年7月8日、広島市安芸区

木と巨石が転がる日広団地内＝2018年7月8日、広島市安芸区

大雨により浸水した街並み＝2018年7月8日、岡山県倉敷市上空（時事通信社ヘリコプターより）

土砂崩れ現場で行方不明者を捜索する警察官ら＝2018年7月9日、広島県熊野町

浸水で激しい被害のあった地域で自宅の片付けをする住民の男性＝2018年7月9日、岡山県倉敷市

浸水発生から72時間を目前に、真備町地区で自宅から救出された男性（中央）＝2018年7月9日、岡山県倉敷市