香港メディアの香港01は20日、中国人姉妹がごみ拾いをした際に日本人と間違えられることへの不満をぶちまけたと報じた。
記事は、日本国民の素養は以前から高く評価されており、2022年のカタール大会をはじめとするサッカーワールドカップ(W杯)の試合で日本のサポーターが自発的にごみを拾っていることや、日本代表チームがロッカールームをきれいに清掃して去っていくことに称賛が集まっているとした。
その上で、中国本土の美人双子姉妹のブロガーがこのほど中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に投稿した動画の内容を紹介した。姉妹は「今日、私たちは日本人に間違えられること800回目を迎えた」とし、「かわいいね。日本人でしょう」などと声をかけられたことを報告。数年前は日本人に間違われたことを褒められていると受け止め、興奮していたというが、何か良いことをすると必ず日本人に間違えられることに次第に不快感を覚えるようになったという。
2人によると、街中でごみを拾ったところ外国人が親指を立てて「日本人ナイス」と声をかけてきたといい、「本当に気分が悪くなった」とのこと。2人は決して日本が嫌いと言うわけではなく、日本人の親しい友人がいたり、日本人の教授とも接点があったりするとした上で、「不満なのは、なぜかわいくて、清潔で、素養があり、良いことをする人がみんな(中国人ではなく)日本人だと思われてしまうのかということ」とした。
そして、海外では現地に溶け込むためといって中国を自嘲的に表現する同胞を数多く見てきたとし、「アジア系だからうちの両親はトラのように凶暴だ」、「『高考(大学入試)』は人の心を痛めつけるもの」、「信号無視は水を飲むことよりも当たり前になっている」、「中国人は虫でもイヌでもネコでもネズミでも何でも食べる」といった言葉を聞くたびに気分が悪くなったと述べた。
2人は海外の大学の卒業スピーチでリーダー役として他の学生をまとめた経験を語り、「個人の優秀さをもって母国のイメージを良くするのは素晴らしいこと」と言及。「海外では自国の文化や民族に自信を持ち広めていくべきで、自嘲によって尊重と共感を得ることは低レベルなことであり、より高いレベルの方法で尊重を勝ち取るべき」などと訴えた。
この動画に、ネットユーザーからは「われわれはもっと中華文化に誇りを持つべき」など賛同の声や、「私も外国で日本人に間違えられ、その場で訂正した」と同じ経験をしたとの声が寄せられた。一方で、「中国に帰ると今でも信号無視をしちゃう」「高考が人の心を痛めつけるとか、どんなものでも食べるとか、信号無視をするとかはいずれも事実だろう」との声も。
このほか、姉妹の容姿を挙げ「(日本人に間違えられるのは)髪型のせいのような気が…」「日本人のようなメイクやファッションをしているから間違えられるだけでは?」「間違えられたくないなら日本人のような格好をしなければいい」などとコメントするユーザーも少なくなかった。(翻訳・編集/北田)
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中国人「可愛くて清潔感あって、良いことをすると日本人だと思われてしまう・・・なんで・・・」