韓国を訪問している岸田首相は、尹錫悦大統領との日韓首脳会談に臨みました。ソウルから中継です。
会談の冒頭、尹大統領から過去の歴史問題の解決よりも、未来に向けた協力を優先すべき、との発言がありました。韓国国内で、日本に譲歩しすぎているとの批判もある尹氏が、関係改善にさらに強い意欲を示した形です。
尹大統領「過去の歴史が完全に整理されなければ、未来への協力のために一歩も踏み出せないという認識からは、抜け出さないといけない」
岸田首相「様々な対話がダイナミックに動き出しています。2国間関係の進展について意見を交わしたいと思っています」
今回の訪問は、3月に合意した首脳同士の相互訪問、「シャトル外交」の再開となるものですが、会談冒頭、尹氏は、「シャトル外交の再開には、12年がかかったが、私たち2人の相互往来には、2か月もかからなかった」と強調して、友好ムードを演出しました。
会談後の共同会見で、岸田首相は、歴史認識について、「おわびと反省」が盛り込まれた1998年の日韓共同宣言も踏まえ、「歴代内閣の立場を引き継ぐと明確にした。この立場は今後も揺るがない」と述べました。
会談で両首脳は福島第一原発事故の処理水について、日本が、韓国の専門家視察団の派遣を受け入れることで合意しました。また、今月のG7広島サミットにあわせ、広島の平和記念公園にある韓国人原爆犠牲者の慰霊碑をともに訪れて参拝することでも合意しました。
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【日韓共同声明】 岸田首相「日本が韓国にした事は今後もお詫びと反省を続ける。これは絶対に揺るがない」