日本代表MF三笘薫選手が所属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCは、現地時間4月23日、イングランドのFAカップ準決勝でマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、惜しくも決勝進出を逃しました。三笘選手はフル出場してチャンスを何度も演出も、チームを勝利に導くことができず……。試合後、報道メディアや自身のInstagramを通じて心境を吐露しています。
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目次
- 1. 三笘選手のプレーを詳しく振り返る
- 1.1. 延長後半には最大の決定機を迎える
- 1.2. 三笘選手は力不足を痛感
- 2. ワン=ビサカ選手との熾烈な1対1を展開
- 2.1. 三笘選手自身も完敗を認める
- 2.2. Instagramでは悔しさを語るとともに奮起を誓う
- 3. ワン=ビサカ選手へのリベンジの機会はすぐ
三笘選手のプレーを詳しく振り返る
収容人数9万人を誇る聖地ウェンブリー・スタジアムで行われた試合は、スコアレスのままPK戦に突入する接戦となり、PK戦では6-7でブライトンは惜しくも敗れてしまいました。
この一戦で三笘選手は主戦場である左ウイングとして先発出場。PK戦では出番が回ってきませんでしたが、延長戦を含む120分を戦い、何度も見せ場を作りました。
その活躍ぶりは『SPOTVNOW』や『DAZN』では三笘選手のみのプレー集を集めた動画が制作・公開されるほどです。
延長後半には最大の決定機を迎える
三笘選手の最大の決定機は延長後半に訪れました。113分、右サイドから中央へと切り込んだソリー・マーチ選手から入れ替わる形でボールを預かると、相手を引きつけてダブルタッチで前方へパスを供給。そのままペナルティエリアに走り込んでリターンパスを受け、GKとの1対1の局面を迎えます。しかしファーストタッチが大きくなり、相手GKダビド・デ・ヘア選手に阻止されてしまいました。
あと一歩までゴールに迫っていただけに、チャンスをフイにしたあとの三笘選手は宙を見上げて悔しさを露わにしています。
三笘選手は力不足を痛感
結局三笘選手はノーゴールに終わり、チームを勝利に導けませんでした。ドイツを拠点とするサッカーメディア『ONE FOOTBALL』では、以下のように自身のプレーを振り返っています。
「チームとして決め切るチャンスがあったなかで、僕自身も決め切れなかったことに反省していますし、PKは難しいなというのもありました。もう少し何かできたんじゃないかなと思っています。
「(初対戦だったマンチェスター・Uについて)僕は対戦したことなかったんですけど、個々のクオリティが高く、カウンターに注意しないといけなかったです。全体的に上手く試合を運べていましたけど、最後のところの質を改善しないといけないと思います」
ワン=ビサカ選手との熾烈な1対1を展開
この試合で三笘選手が対峙したのがイングランド代表DFのアーロン・ワン=ビサカ選手でした。“スパイダー”の異名を取り、手足のリーチの長さとアジリティの高さを活かした対人守備が売りのワールドクラスのSBです!
三笘選手にとっては過去最大と言ってもいいほどの強敵でした。印象的だったのが0-0で迎えた32分のワンシーン。左サイドでボールを持った三笘選手はすかさずドリブルを開始し、中央スペースへとカットインしてシュートモーションに入ります。
しかし、ここで行く手を阻んだのがワン=ビサカ選手。背後から三笘選手に忍び寄ると、鋭いタックルでボールを刈り取ります。さらに、その直後には、こぼれ球をダイレクトで振り抜いたブライトンMFフリオ・エンシソ選手のシュートに身体を投げ出してコースを限定するなど、圧倒的な存在感を発揮していました。
その守備力には、DAZNで解説を務めていた元日本代表の福西崇史氏も「三笘のドリブルも素晴らしいですが、ワン=ビサカのディフェンス。ついていけるのが凄い」と舌を巻くほどです!
三笘選手自身も完敗を認める
三笘選手はこの試合でワン=ビサカ選手に6度ドリブルで仕掛けるシーンがありましたが、なんと1度も抜き去ることができず……。背後を取るなどドリブル以外では脅威となりましたが、三笘選手は試合後に完敗を認めています。
『ONE FOOTBALL』が報じた三笘選手のコメントが以下です。
「(ワン=ビサカ選手について)対人が強いので、そこを考えながらプレーしていましたけど、最後のところで足が伸びてきて防がれるシーンが多かったので、本当に完敗かなと思います」
これまでプレミアリーグの屈強なDFを次々に手玉に取りその名をあげてきた三笘選手ですから、相当に悔しい想いを抱いているに違いありません。
Instagramでは悔しさを語るとともに奮起を誓う
大会を終えた三笘選手は自身の公式Instagramにて以下のように投稿しています。
「Very disappointed with the result, but proud of the team.
Thanks for your amazing support.
I will keep working again and focus on the league.
(結果には非常にがっかりしていますが、チームを誇りに思います。
素晴らしいサポートをありがとうございました。
また努力を続けて、リーグ戦に集中したいと思います)」
さらに日本語でこう綴っています。
「応援ありがとうございました。
悔しいですが、前を向いてすぐリーグ戦に切り替えます」
ワン=ビサカ選手へのリベンジの機会はすぐ
悔しさを味わった三笘選手ですが、強敵ワン=ビサカへ選手のリベンジの機会はすぐにやってきそうです。なんとブライトンは現地時間5月4日にプレミアリーグ第28節でマンシェスター・ユナイテッドと再戦します! 再び両者が激しいマッチアップを見せてくれるでしょう。そして三笘選手にはぜひとも借りを返してほしいところ。注目必至です!
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【海外サッカー】「完敗」「チームを誇りに思う」三笘選手がFA杯敗退の心境を明かす