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「みんな、それぞれ自分の素敵な夢に向かっていくこと、決定〜!」
横浜市の成人式(1月9日、横浜アリーナ)に、2023年に20周年を迎える『プリキュア』シリーズの第4作として2007年〜2008年に放送された『Yes!プリキュア5』の主人公・キュアドリーム(夢原のぞみ)が登場し、新成人を激励したことが話題になっています。
なぜプリキュアが招かれたのでしょうか。横浜市教育委員会事務局はハフポスト日本版の取材に対し、横浜市がプリキュア映画の舞台となってきたことや、シリーズが20周年を迎えることが背景にあると明かします。
◆成人式にプリキュア、いったいなぜ?
横浜市は2012年の『映画プリキュアオールスターズNew Stage みらいのともだち』で映画の舞台になって以来、2018年の『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』の公開を記念したパレードを行うなど、観光や子育ての観点から、さまざまなタイアップを展開してきました。
今回はそうした縁に加え、プリキュアシリーズが2023年に20周年を迎えることを受けて、東映アニメーションからコラボレーションの打診があったといいます。
数ある作品の中で『Yes!プリキュア5』とコラボした理由については、式典の企画・運営を行う新成人の実行委員13人にも意見を聞いたといい、担当者は「今年20歳になる人たちが最もみていたシリーズだと感じました」と話します。
会場では『Yes!プリキュア5』のOP映像(プリキュア5、スマイル go go!)が流れた後、キュアドリームが「二十歳の横浜市民のみんなー、おめでとうございます!」とあいさつ。「昔、応援してくれてありがとう!応援してくれてたよね?」と笑いを誘った上で、横浜市はプリキュアシリーズにゆかりのある場所だと明かし、新成人をこう激励しました。
「私たちはずっと同じ自分じゃないの!昨日の私より!1時間前!1分前!1秒前!そんな私よりもっといい自分になりたい!プリキュアはこれからもキラキラと輝く未来のためにみんなと一緒に進んで行きます!」
突然のサプライズに会場はざわついたといい、担当者は「多くの新成人の方々に喜んでいただけて良かったです」と話します。
キュアドリームからの激励メッセージは1月31日まで、YouTubeで公開される予定。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
プリキュアが横浜市の成人式に登場。異色コラボ、キュアドリームが選ばれたのは一体なぜ?