10月6日に発表される予定の「Pixel 7」シリーズについて、未公開の広告やスペックシートがリークされています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:9to5Google(1) ,(2) ,@_snoopytech_
Pixel 7 Proの広告リークからカメラの新機能が判明
TwitterのリーカーであるSnoopyTech氏(@_snoopytech_)は、Pixel 7 Proの未公開の広告をリークしています。この広告では主にカメラ機能がアピールされており、最初には「小さなディテールを見る」ための「マクロフォーカス」機能が明らかにされました。
リークされた動画の解像度があまり高くないものの、動画ではPixel 7 Proで撮影されたとみられる花の写真を確認することができます。
動画では他にも、写真に写り込んだものを消せるマジックイレーサーや、Googleレンズ越しに言語を翻訳してくれるLive Translate機能、「最大72時間の外出を可能にする」という触れ込みのエクストリームバッテリーセーバーが宣伝されました。
なお、テック系メディア「9to5Google」が先日共有したスペックシートのリークによれば、マクロフォーカス機能はProモデルにしか存在しないとのこと。そのため「9to5Google」は、この機能がPixel 7にはない望遠カメラか、「オートフォーカス」を搭載した別の超広角レンズが活用される可能性があると指摘しています。
このスペックシートからは、PIxel 7 ProとPixel 7のディスプレイがそれぞれ6.7インチと6.3インチで、120Hz/QHD(2K)と90Hz/フルHDであることも判明しています。さらに、それぞれ12GBと8GBのメモリ(RAM)を搭載し、どちらも128GBと256GBのモデルが提供されるとのこと。
他にも、チップにはTensor G2を搭載、IP68防水を備え、有線とワイヤレス充電の両方を搭載していると記載されています。
以前から噂されていた指紋認証と顔認証の両方がサポートされることも明らかになりました。また、この機能を採用するため、両機種とも前面センサーには10.8MP解像度のインカメラが採用されています。
リアカメラの部分に関しては、Pixel 7のスペックシートを見る限り、50MPプライマリセンサー、12MPウルトラワイド、背面の望遠レンズなしと、先行モデルとほぼ同じカメラ仕様になるようです。
一方、Pixel 7 Proは、通常モデルに加えて48MPの望遠カメラが搭載されています。これはPixel 6 Proと同じ解像度ですが、スペックシートによれば、Pixel 7 Proは前モデルの4倍から5倍へとアップグレードされるようです。これにより、遠距離での光学ズームの性能が向上するほか、ハイブリッドズーム(デジタル+光学)がPixel 6 Proの20倍から最大30倍まで引き上げられるとのこと。
対して、ライバルになるであろう「iPhone 14 Pro」の望遠カメラの光学ズーム倍率は3倍に収まっており、解像度も12MPとPixel 7 Proよりも低め。14 Proは初めて48MPセンサーを搭載しましたが、これはメインカメラのみとなっており、望遠カメラなどの性能はPixel 7 Proのアドバンテージとなるでしょう。
その他の新機能としては、「マクロフォーカス」に加えて「ムービーモーションブラー」が追加されるようです。「9to5Google」はこれについて、AppleのiPhoneに搭載された「シネマティックモード」を再現するようなものなのではないかと予測しています。
オリジナルサイトで読む : AppBank
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