イギリス君主として、歴代最長となる70年在位したエリザベス女王が、現地時間の9月8日に96歳で亡くなった。
エリザベス女王の死去に伴い皇太子・皇太子妃となったウィリアム王子とキャサリン妃のほか、ヘンリー王子、メーガン妃の4人が10日、ロンドン郊外のウィンザー城を訪問。喪服姿の4人は、城の外に集まった人々と話をしたり、握手に応じたりして交流した。
その際キャサリン皇太子妃は、末っ子のルイ王子がエリザベス女王の訃報を聞いた時の反応を明かした。
FOXによると、キャサリン皇太子妃は女王追悼のために集まっていた群衆に向け、「私の小さなルイはとても心の優しい子です。『ママ、心配しないで。(エリザベス女王は)今、ひいおじいちゃんのところにいるから』と言いました」と告げたという。
エリザベス女王はルイ王子の曽祖母に当たる。「ひいおじいちゃん」であるフィリップ殿下は2021年4月、99歳で死去した。
キャサリン皇太子妃は、集まった人々について「これは彼女(エリザベス女王)が全ての人々、全ての世代にとっていかに特別な存在であったかを示すものです。敬意を表しに足を運んでくださり、ありがとうございます」と感謝を述べた。
4月に4歳の誕生日を迎えたルイ王子。幼い王子の心温まるエピソードを伝えたキャサリン皇太子妃の動画はSNS上で拡散され、反響を呼んでいる。
パレード中の愛らしい表情が注目浴びる
エリザベス女王の即位70周年を記念し、6月に開催された祝賀行事「プラチナ・ジュビリー」のパレードでは、わんぱくで自由なルイ王子のさまざまな表情がカメラに捉えられた。
上空を飛ぶイギリス空軍の飛行機を、バッキンガム宮殿のバルコニーから見ていたルイ王子。音がうるさすぎたのか両耳を塞ぎ、大声で叫ぶ姿が注目を集めた。
ほおづえをつき、ぶすっとふてくされたような表情をした別のショットは、34年前に同じ場所で撮影されたとみられる父ウィリアム王子の子ども時代にそっくりだとして、SNS上で話題を呼んだ。
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エリザベス女王の訃報に、ルイ王子が母を慰めようと発した“ひと言”が心温まる